コメ価格7週ぶり高値 備蓄米効果薄れ3579円、新米流通も影響

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コメ価格7週ぶり高値 備蓄米効果薄れ3579円、新米流通も影響

コメ価格、7週ぶりの高値水準に


農林水産省は22日、11~17日に全国の小売店で販売されたコメ5キロの平均価格が3579円となり、前週比で71円上昇したと発表した。価格の上昇は2週ぶりで、7週間ぶりに高値を付けたことになる。政府が供給してきた備蓄米による価格抑制効果が次第に薄れ始めたことに加え、一部の地域では新米の流通が始まったことも影響した可能性がある。

小泉進次郎農相は22日、記者団に対し「引き続き踊り場の状況が続いている」との認識を示した。これは急激な価格上昇局面にはないものの、依然として高止まり傾向が続いていることを意味する。

「米が贅沢品になりつつあるのは本当におかしい」
「備蓄米を出しても効果が持続しないのか」
「新米が出たのに安くならないのは異常だ」
「家計に直撃して生活防衛が限界」
「農政は誰のためにあるのか問われる局面だ」


備蓄米の販売延長と市場対応


農水省はコメ価格高騰への対策として、政府が保有する備蓄米を市場に放出してきた。小泉農相は20日、当初は8月末までとされていた随意契約での備蓄米販売期限を延長すると発表。高値が続くブランド米だけでなく、相対的に安価な備蓄米も当面は小売店で入手できる体制が継続されることとなった。

しかし、今回の価格上昇は「備蓄米投入による下支え効果が一巡した」ことを示しており、市場構造的な要因が大きく影響しているとみられる。特に需要期に入る秋を前に、新米登場が価格形成に複雑な影響を与えている点は見逃せない。

新米登場と需給バランスの変化


9月以降、各地で本格的に新米の出荷が始まるが、すでに一部地域では市場に出回り始めている。例年、新米が出る時期は旧米の価格が相対的に下がる傾向がある。しかし今年は生産コストの上昇や物流費の増加などが背景にあり、新米価格も例年より高水準で推移している。そのため全体的に価格が押し上げられる構造が続いているとみられる。

さらに、消費者が銘柄にこだわる傾向が強まっていることもあり、人気の高いブランド米の高値が全体の平均価格を押し上げる要因になっている。

家計と農政への影響


コメは日本人の食生活の基盤であるだけに、価格変動は直接的に家計に影響する。特に物価全体が上昇基調にある中でのコメの高止まりは、生活防衛を図る家庭にとって大きな負担となる。

一方で、生産者側にとっては価格が上がること自体は収益改善につながる面もある。しかし、その背後には肥料や燃料といった生産コスト高騰があり、農家にとっても必ずしも安泰とは言えない状況だ。

石破茂総理は「国民の食を安定的に守るための農政を進める」と繰り返し述べており、政府には価格安定と食料安全保障をどう両立させるかが問われている。消費者・農家双方にとって納得のいく持続的な仕組みが求められている。

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2025-08-23 09:04:35(植村)

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