小泉進次郎農水相、靖国参拝に「適切に判断」 閣僚発言は回避も個人信条に変化なし

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小泉進次郎農水相、靖国参拝に「適切に判断」 閣僚発言は回避も個人信条に変化なし

「個人として判断」終戦の日の靖国参拝に言及


小泉進次郎農林水産相は8月8日の記者会見で、15日の終戦の日に靖国神社(東京都千代田区)を参拝するかどうかについて問われ、「閣僚としてのコメントは差し控える」とした上で、「個人としては適切に判断していきたい」と述べた。

この発言は、現職閣僚としての立場から中国や韓国など近隣諸国への配慮をにじませつつも、私的信条としての参拝継続の可能性を示唆した形だ。小泉氏は平成21年(2009年)の初当選以降、毎年終戦の日に靖国神社を訪れており、環境大臣在任中も姿勢を崩すことはなかった。

「言葉は慎重だけど、毎年行ってるし、今年も行くだろうな」
「誰に配慮してるの?日本人の英霊に失礼じゃない?」
「進次郎が靖国に行くといつも話題になるね」
「もう“適切に判断”って言い回し聞き飽きた」
「環境相のときも参拝してたんだから、行くに決まってる」


“閣僚”としての発言を控えた背景とは


「閣僚としてのコメントは差し控える」という小泉氏の言葉からは、外交的配慮と世論の板挟みに苦悩する現政権の姿勢がうかがえる。靖国神社参拝は、戦没者追悼という宗教的・道義的行為であると同時に、外交問題としても繊細な扱いを要するテーマだ。

特に中国や韓国は、靖国神社にA級戦犯が合祀されていることを理由に日本の閣僚の参拝を強く非難してきた経緯がある。過去には小泉純一郎元首相の靖国参拝が外交的摩擦を引き起こしたことも記憶に新しい。

その一方で、国内では参拝を支持する世論も根強く、「国のために命を捧げた人々への敬意を示すのは当然」という声も多い。こうした中で、小泉氏はあくまで「個人としての判断」を強調し、閣僚としての行動が政府全体の外交方針と見なされることを避ける狙いがあると見られる。

「信念を貫く」姿勢に一定の評価も


小泉氏は代々政治家の家系に生まれ、祖父・小泉純也氏は防衛庁長官を務めた経験を持つ。父・小泉純一郎元首相もまた靖国参拝を継続し、「信念を持って行くべき」との姿勢を貫いたことで知られている。

そうした家系の影響もあってか、進次郎氏も靖国神社への敬意を公言しており、政治的な利害や風向きに左右されず参拝を続けている点については、保守層を中心に一定の評価もある。

特に近年では、現職閣僚の靖国参拝が減少傾向にある中で、小泉氏のように「行くべきものは行く」という態度を示す政治家の存在は、支持層からは好意的に受け止められている。

靖国参拝をめぐる「適切な判断」とは何か


「適切に判断する」という言葉は、便利でありながらも曖昧だ。小泉氏にとっての「適切」とは、信条を貫くことか、それとも波風を立てないことか。この点は8月15日の動向次第で明らかになるだろう。

ただし、政治家に求められるのは“信念に基づく行動”であり、曖昧な態度ではかえって両サイドからの不信を招くこともある。小泉氏がこれまでのように靖国を参拝すれば、それは一貫した信念の表れと捉えられるだろう。一方で、もし今回参拝を見送ることがあれば、なぜ変えたのか、その理由が問われるのは避けられない。

靖国参拝をめぐる是非はこれまでも繰り返されてきたが、今問われているのは、戦後80年を迎える日本の政治家が、いかに過去に向き合い、そして未来に向けて行動するのか、その覚悟の有無に他ならない。

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2025-08-08 13:37:30(S.ジジェク)

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