コメ需要、38万トン上振れで生産3年連続下回る 農水省は予測外れで異例の見通し公表見送り

0 件のGood
0 件のBad

コメ需要、38万トン上振れで生産3年連続下回る 農水省は予測外れで異例の見通し公表見送り

需要実績、予測を大幅に上回る


農林水産省は30日、2023年7月から2024年6月末までの1年間のコメ需要が、当初見通しの673万トンを38万トン上回る711万トンに達したと正式に発表した。2024年産米の生産量は679万トンにとどまり、需要が生産を上回る状態は3年連続となった。

今回の結果は、コメ価格高騰が続く中で「コメは足りている」としていた農水省の説明と大きく食い違い、価格抑制のための備蓄米の放出が後手に回った要因とも指摘されている。

見通し精度に疑問、公表初の見送り


農水省は毎年7月末に翌年のコメ需要予測を公表してきたが、今年は初めて公表を見送った。その理由として、「見通しが外れた要因を精査するため」と説明している。予測精度に疑問が持たれる中での発表見送りは、農政の透明性や信頼性にも関わる問題だ。

農水省は今後、統計手法や需要把握の精度を見直す方針を示しているが、米価の高騰や流通現場への影響を踏まえ、政策の見直しを急ぐ必要がある。

備蓄米でかろうじて対応、在庫は最少水準


政府は2024年6月末までに備蓄米を36万トン放出し、結果的に上振れ需要とほぼ同量を市場に供給した。これにより民間在庫量は157万トンと、昨年と同水準に留まったものの、依然として過去最少水準にある。

備蓄米の即時放出がなければ、さらなる価格高騰や需給逼迫を招いていた可能性もあり、今後の備蓄管理の在り方や、放出判断の迅速化が求められる。

政策転換へ 農水省は増産へ舵


農水省はこれまでコメの需給バランスを重視し、生産調整(減反政策)を推進してきたが、今回の需要上振れと生産不足を受けて、コメ増産を後押しする方向へ政策を転換する。背景には、外食やインバウンド需要の回復、家庭内消費の底堅さなどがあるとされている。

同時に、持続可能な農業経営の観点から、作付け面積の回復支援や、水田活用の柔軟化、米価安定への支援強化も検討されている。

市民・有権者の声「足りてたって嘘だった?」


農水省の見通し外れと予測公表の見送りに対して、SNSでは市民や有権者から疑問や不信の声が広がっている。

「足りてるって言ってたのに、結局足りてなかったのか」
「見通しが外れるのは仕方ない。でも黙って公表やめるのは信頼失う」
「値段上がってたのに、備蓄米出すのが遅かった理由が分かった」
「毎年コメ余ってるって聞いてたのは何だったんだ」
「需要増えてるなら、農家支援してもっと作れるようにして」

コメは日本人の主食であり、価格や供給は生活に直結する。農水省の説明責任と、現場目線での政策判断が今まで以上に求められている。

コメント投稿する

2025-07-30 16:58:26(植村)

0 件のGood
0 件のBad

上記の小泉進次郎の活動をどう思いますか?

コメント投稿

コメントを投稿することができます。管理者の確認後公開されます。誹謗中傷・公序良俗に反する投稿は削除されます。

※サイト運営スタッフにより内容が確認後公開されます。24時間以内に確認されます。

関連する活動報告

GOOD/BAD評価

今週GOOD評価の多かった活動

人気のある活動報告

7日間でコメント投稿数が多かった活動報告

関連書籍

新時代への選択 小泉進次郎

新時代への選択 小泉進次郎

小泉進次郎と福田達夫

小泉進次郎と福田達夫

小泉進次郎

新着記事

検索

政治家の名前検索、公約の検索が行えます。

ランキング

政治家や公約の各種ランキングを見ることができます。

ランダム評価

公約・政策がランダム表示され評価することができます。

選挙情報

今からの選挙・過去の選挙結果などが確認できます。

アンケート

当サイトで行っているアンケート・投票にご協力ください。

「先生の通信簿」は、議員や首長など政治家の公約・政策を「みんなで」まとめるサイトです。また、公約・政策に対しては、進捗度・達成度などを含めたご意見・評価を投稿することができます。

政治家や議員の方は、公約・政策を登録し有権者にアピールすることができます。また、日頃の活動報告も登録することができます。

選挙の際に各政治家の公約達成度や実行力など参考になれば幸いです。

※この情報は当サイトのユーザーによって書き込まれた内容になります。正確で詳しい情報は各政治家・政党のサイトなどでご確認ください。

X (Twitter)

標準偏差:20.92