2025-07-06 コメント投稿する ▼
小泉農水相「海外コメは食い止める」 輸入急増に危機感 トランプ氏批判には「真逆」と反論
外国産米の“流入爆増”に小泉農水相が危機感
小泉進次郎農林水産大臣は7月6日、青森県で行った参院選の応援演説で、安価な外国産コメの輸入急増に強い危機感を示し、「今、日本のコメが危ない。備蓄米を放出して価格を一度冷まし、海外コメの流入を食い止める」と力強く訴えた。
この発言は、国内農業を取り巻く緊張感を物語っている。特に昨年比で120倍にも達した外国産米の輸入量は、関係者の間で“異常事態”と受け止められており、政府内でも方針転換を迫られている状況だ。
「国産米が安売りされてる現実、もっと問題視して」
「気づいたら米が外国産だらけになってた。もう遅いのでは」
「農水省、やっと動いたか」
「備蓄米で価格調整って、もっと早くやるべきだった」
「小泉さん、コメの話すると本気度伝わる」
「トランプ発言は的外れ」 日本はむしろ輸入過多
小泉農水相は、ドナルド・トランプ前大統領が日本による「米国産コメ排除」を非難した件についても、強く反論。「実際に起きているのは真逆。日本は今、かつてないほど外国米を受け入れている」と反論し、事実に基づかない批判を冷静に否定した。
その上で、「こうした言説が対日関税に影響を及ぼすリスクは否定できない」と述べ、トランプ再登板をにらんだ日米経済交渉の不透明さに言及。国内の不安定なコメ需給状況に加え、米国との通商圧力が加われば、さらなる混乱を招く可能性もあると警鐘を鳴らした。
「トランプの言いがかりに黙ってないのは良い」
「日本のコメ市場の実態、きちんと説明してくれたのは評価」
「関税の交渉も考えると、農水相は要になるね」
「米国に遠慮してばかりじゃ農業守れない」
「輸入量120倍って、現実を知るほど腹立つ」
石破首相・赤沢再生相を擁護「守る姿勢で踏ん張っている」
小泉氏はさらに、現在の内閣を支える石破茂首相や赤沢亮正経済再生担当相について、「米国から関税をかけるという手紙が届く可能性もある」としながらも、「彼らは守るべきものを守ろうとしている」と擁護の姿勢を示した。
参院選を目前に控えた場面でのこうした発言は、与党内での結束を示すメッセージとも言える。外交・防衛・農業という分野が切り離せない状況下で、「一部の政策だけ語っても意味がない」と野党批判にもつながる論調を展開した。
「石破政権の農政、期待していいのか?」
「赤沢氏の経済政策と農業、どう絡むか注目」
「農業を国防と捉えるなら、この発言は見逃せない」
「全方位外交の限界が出てる。そろそろ再定義必要」
「小泉氏の農業一本主張、もっとやってほしい」
農業を守らずに物価は語れない 選挙戦でも主軸へ
小泉農水相は演説の最後に、「野党は物価高ばかりを訴えているが、外交も防衛も語っているか。政権を担うなら、1つの分野だけでは済まされない」と強調した。
物価上昇の根底にある食料安全保障・通商圧力・内需構造を理解した上での総合的な政策対応が必要だという視点を示し、与党への支持を強く呼びかけた。
外国産米の輸入急増という“見えない危機”にどう対処するか。コメは単なる食料ではなく、日本の農業と食文化の根幹に関わる問題だ。今回の小泉氏の発言は、政争の一部ではなく、「食を守る政治」の本質を問う発信として、重みを持って受け止められている。