主食用米が大幅増産へ 2025年は40万トン増の719万トン、全国で作付け拡大

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主食用米が大幅増産へ 2025年は40万トン増の719万トン、全国で作付け拡大

過去最大の増産へ 25年産米は40万トン増を見込む


農林水産省は、2025年産の主食用米の生産量が前年より40万トン増加し、719万トンに達するとの見通しを発表した。これは2004年に調査が始まって以来、最も大きな増加幅となる。作付面積も前年比で7.5万ヘクタール増加し、133万4千ヘクタールと過去5年間で最大に広がる。背景には、2024年夏以降の米不足と価格高騰を受けた生産者の増産意欲の高まりがある。

広がる作付け、全国34道県で増加


今回の調査によると、全国47都道府県のうち、秋田や新潟など34道県で主食用米の作付けを前年より拡大する方針が示された。これは前年同時期の11道県から大幅な増加となっており、米の供給を安定させるための動きが広がっていることを示す。一方、兵庫や岡山など11府県は前年並み、奈良と和歌山の2県は減少する見通しだ。

需要と供給の不均衡が呼んだ増産意欲


2024年の夏には、店頭での品薄が深刻化し、米の価格が上昇。こうした状況を踏まえ、農家の間では「来年はしっかり作って供給したい」とする声が多く聞かれた。農水省も「流通業者が秋以降の在庫を懸念して販売を控える動きがあり、25年産の増産は明るい材料」と評価している。

飼料用米などへの影響も


主食用米の作付け拡大は、飼料用米や加工用米といった他用途のコメ作付けに影響を及ぼす懸念もある。特に飼料用米は、2024年比で約1.4万ヘクタール減少するとみられ、畜産業界への波及も注目される。農水省は、こうしたバランスの調整に向けた施策も検討中だ。

ネットユーザーの声


「今年は米がちゃんと手に入りそうで安心。去年は本当に高くて困った」
「増産は良いけど、需要と釣り合わなかったらまた余って価格下がるだけでは?」
「農家の方々に感謝。気候変動の中でも頑張ってくれてありがたい」
「備蓄放出よりも生産量を増やす方が持続的でいいと思う」
「飼料米の減少はちょっと心配。畜産業のコストが上がるかも」



農水省は、今後も生産者から提出される営農計画書などをもとに、作付け意向の変化を注視する考えだ。需要と供給のバランスをとりながら、市場の安定を図るには、主食用米の増産と同時に戦略作物の育成や在庫管理など、多方面での調整が求められる。

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2025-05-23 14:00:05(藤田)

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