2025-10-22 コメント投稿する ▼
小泉進次郎防衛相が靖国神社参拝について明言避ける、適切に判断と繰り返す
A級戦犯分祀論については、最終的に参拝するかしないかは個人の判断によるものだとし、日本のために命を賭して戦った方々に対する尊崇の念を片時も忘れたことはないと強調しました。 現職の防衛相としては、木原稔官房長官が2024年8月に参拝した例があります。 小泉氏は、日本のために命を賭して戦った方々に対する尊崇の念を片時も忘れたことはないと強調し、最終的に参拝するかどうかは適切に判断すると繰り返しました。
靖国参拝について適切に判断
小泉氏は会見で、これまで毎年終戦の日に靖国神社を参拝してきたことを認めました。2024年8月15日には農林水産相として、2025年8月15日にも農相として参拝しており、国家のために命をささげた方に対する礼を忘れないことは重要だと述べていました。
しかし防衛相に就任後、現職での参拝については適切に判断したいとの表現を繰り返し、明言を避けました。靖国神社にはA級戦犯が合祀されており、中国や韓国が政府要人の参拝に反対していることから、特に防衛相という立場での参拝は外交的な配慮が必要となります。
小泉氏の父である小泉純一郎元首相は、2001年に総理大臣として靖国神社を参拝する際、終戦記念日の参拝を見送り、日を選んで参拝する決断をした経緯があります。当時の談話では、国内外の状況を真摯に受け止め、内外の人々に戦争を排し平和を重んずる日本の基本的考え方に疑念を抱かせかねないことは望ましくないと説明していました。
「防衛相が靖国参拝しないとか、小泉進次郎は父親より腰抜けじゃん。尊崇の念があるなら堂々と参拝しろよ」
「A級戦犯が祀られてる神社に防衛相が参拝したら、中国韓国との関係が悪化する。慎重な判断は当然だと思う」
「適切に判断って、結局日和見してるだけでしょ。自分の信念もないのか。政治家として情けない」
「父親の純一郎は総理なのに参拝してたのに、息子は防衛相なのに明言避けるって、どっちが正しいんだよ」
「靖国参拝は個人の自由だけど、防衛相という立場なら外交への影響も考えるべき。明言避けたのは賢明かも」
A級戦犯分祀論への見解
2025年10月4日に投開票された自民党総裁選では、A級戦犯分祀論も議論の俎上に載りました。小泉氏は会見で、靖国神社のあり方についてはさまざまな議論の積み重ねがあるとした上で、最終的に参拝するかしないかは個人の判断によるものだと述べました。
A級戦犯の分祀については、靖国神社側が一貫して応じない姿勢を示しています。靖国神社は、一度合祀した英霊を分祀することは神道の教義上できないとの立場を取っており、政治的な解決は困難な状況が続いています。
小泉氏は、日本のために命を賭して戦った方々に対する尊崇の念を片時も忘れたことはないと強調し、最終的に参拝するかどうかは適切に判断すると繰り返しました。防衛相という立場での参拝は、外交的な影響を慎重に見極める必要があるとの判断が働いているとみられます。
木原官房長官の参拝例
現職の防衛相としては、木原稔官房長官が2024年8月15日の終戦記念日に靖国神社を参拝した例があります。現職防衛相の終戦記念日の参拝は初めてで、中国や韓国の反発が予想される中での決断でした。
木原氏は参拝後、記者団に私費で玉串料を納めたと発言し、日韓関係に与える影響を問われて韓国とは引き続き関係を強化していくつもりだと語りました。過去には、稲田朋美氏が2016年末に、岸信夫氏が2021年8月に、防衛相として参拝したことが明らかになっています。
2025年8月15日には、小泉氏が農相として、加藤勝信財務相が参拝しました。終戦の日に閣僚が参拝するのは6年連続となりました。石破茂首相は参拝を見送り、自民党総裁として代理人を通じて私費で玉串料を奉納しています。
高市早苗前経済安全保障担当相や小林鷹之元経済安保担当相、参政党の神谷宗幣代表らも参拝しており、超党派の国会議員の会のメンバー52人も一斉に参拝しました。靖国神社への参拝は、政治家にとって支持者へのアピールと外交的配慮の狭間で難しい判断を迫られる問題となっています。
小泉防衛相が今後、防衛相として靖国神社を参拝するかどうかは、日中韓の外交関係や国内世論を見極めた上での判断となります。父親の純一郎元首相とは異なる立場で、適切に判断するとの姿勢を示した小泉氏の対応は、今後の外交政策にも影響を与える可能性があります。
 
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
			       
                    