2025-10-01 コメント投稿する ▼
小泉進次郎氏が週刊誌報道に抗議 神奈川県連党員数訂正を巡る疑惑拡大
対象は、総裁選における神奈川県の党員数訂正を巡り、一部党員が意図的に離党扱いされたと報じた週刊誌記事です。 ところが、週刊誌記事は「小泉氏以外を支持する党員が勝手に離党扱いされた」とする疑惑を報じ、波紋を呼びました。 高市早苗議員を支持する党員が中心だったとの見方も出ており、総裁選の公正性をめぐって疑念が広がりました。
小泉進次郎氏が記事に抗議
自由民主党(自民党)総裁選に立候補している小泉進次郎農林水産相は10月1日、党神奈川県連に関する報道について「著しく事実に反する」とのコメントを発表しました。対象は、総裁選における神奈川県の党員数訂正を巡り、一部党員が意図的に離党扱いされたと報じた週刊誌記事です。小泉氏は代理人弁護士と協議のうえ、記事の訂正を求める方針を示しました。
党員数訂正の経緯
党総裁選挙管理委員会は9月27日、神奈川県の投票資格を持つ党員数を57344人から58170人に訂正しました。理由は「一部党員の継続に齟齬があったため」とされています。ところが、週刊誌記事は「小泉氏以外を支持する党員が勝手に離党扱いされた」とする疑惑を報じ、波紋を呼びました。
今回の修正に関し、県連側は「単なる手続き上の訂正」と説明していますが、中山展宏前衆院議員が証言するように、約1000人中826人が意思確認なく離党処理されていたとの声もあります。高市早苗議員を支持する党員が中心だったとの見方も出ており、総裁選の公正性をめぐって疑念が広がりました。
総裁選への影響
小泉氏の地元・神奈川県でこうした問題が生じたことは、総裁選を戦う上で大きな打撃となり得ます。党員票は地方組織の信頼性に直結し、不正や不透明な処理があれば選挙そのものの正統性が疑われかねません。小泉氏は記事内容を強く否定し、徹底した抗議を行うことで、自身と陣営の信頼を守る姿勢を打ち出しました。
一方で、有権者の間には「党内民主主義の形骸化ではないか」との懸念も強まっています。党員票の管理が恣意的であれば、特定派閥の影響力を削ぐための操作だったのではないかとの疑念が拭えません。
問われる自民党の信頼性
今回の問題は、自民党が「ドロ船政権」と批判される背景の一端とも重なります。企業や派閥の論理が優先され、国民に向き合う姿勢が欠けているとの批判は以前からありました。さらに、党員票の扱いをめぐる不透明さは、政党政治の根幹を揺るがす深刻な課題です。
「小泉進次郎氏が抗議しても疑念は残る」
「高市派の党員を狙った操作ではないのか」
「訂正で済ませるのは無理がある」
「総裁選の公正性を守れるのか心配だ」
「ドロ船政権の体質が現れている」
小泉進次郎氏が記事に抗議したことで、党員数訂正を巡る疑惑はさらに注目を集めました。真相が解明されなければ、総裁選の正当性そのものが揺らぐ危険があります。党本部や県連は透明性ある説明を行い、国民の信頼を取り戻せるかが今後の焦点です。