2025-09-29 コメント投稿する ▼
小泉進次郎陣営のステマ問題 長谷川忍「洗脳に近い」と芸能界から厳しい批判
お笑いコンビ「シソンヌ」の長谷川忍(45)は29日放送のテレビ番組で「言葉を厳しくすれば洗脳に近い」と強い言葉で批判した。 それを厳しく言えば洗脳に近い」と断じた。 SNS上でも「洗脳に近い」という発言が拡散し、ステマ問題が民主主義や言論の公正性を揺るがしかねないという懸念が共有されている。
小泉進次郎陣営のステマ問題に芸能界から批判
自民党総裁選(10月4日投開票)に出馬している小泉進次郎=農林水産大臣(44)の陣営で発覚した「ステルスマーケティング(ステマ)」疑惑に対し、芸能界からも厳しい声が上がっている。お笑いコンビ「シソンヌ」の長谷川忍(45)は29日放送のテレビ番組で「言葉を厳しくすれば洗脳に近い」と強い言葉で批判した。
問題は、陣営の議員事務所が関係者に対し「ニコニコ動画」で小泉氏を称賛するコメントを書くよう依頼し、例文まで提示していたとするもの。25日発売の週刊誌報道で明らかになり、国民の間に波紋を広げた。
「情報操作に近い」長谷川忍の指摘
長谷川は番組で「ステマというと柔らかく聞こえてしまうが、ようは情報操作。それを厳しく言えば洗脳に近い」と断じた。さらに「それを見た人が思い込んでしまうのは怖いこと。もっと重く受け止めてほしい」と語り、問題の深刻さを強調した。
SNS上でも「洗脳に近い」という発言が拡散し、ステマ問題が民主主義や言論の公正性を揺るがしかねないという懸念が共有されている。
「洗脳という表現、確かに的を射ている」
「ステマを軽く扱ってはいけない」
「政治で情報操作が行われるのは危険」
「芸能界ではステマで仕事を失った人もいる」
「小泉氏の陣営は説明責任を果たすべき」
視聴者やSNS利用者の間では、芸能界での事例を引き合いに「政治家はさらに厳しく問われるべき」との声が多く上がった。
芸能人の経験と比較される政治
番組では、ACEesの浮所飛貴や南海キャンディーズの山里亮太も発言。浮所は「小泉氏に良い印象を持つ人も多かったが、今回の件はダメージになった」と指摘。自身もブランドから提供を受ける際には「ステマと誤解されないよう気をつけている」と語った。
山里も「過去にPR表示をしなかったことで職を失った芸能人がいた」と述べ、芸能界では透明性を欠いた行為に厳しい制裁があることを示した。長谷川も「同じことで仕事を失った人がいるくらい大きな問題」と付け加え、政治の甘さを批判する形となった。
小泉氏は謝罪し再発防止を表明
小泉氏は26日の閣議後会見で報道内容を認め謝罪。「一部に行き過ぎた表現があった。私自身は知らなかったとはいえ、総裁選に関わることで申し訳なく思う」と述べた。同時に「再発防止を徹底し、緊張感を持って総裁選に臨む」とし、出馬継続の姿勢を変えなかった。
しかし、芸能界からの厳しい指摘は「政治家と国民との信頼関係がいかに脆弱であるか」を浮き彫りにしている。芸能人がステマでキャリアを失う事例と比較される中で、政治家が説明責任をどこまで果たせるのかが今後の焦点になる。