2025-09-24 コメント: 2件 ▼
小泉進次郎、総裁選討論でペーパー依存鮮明 慎重すぎる姿勢に記者から疑問
**だがペーパーを読み上げる姿が続き、慎重すぎる姿勢が注目を集めた。 小泉氏は自身の発言でも「金額ありきではなく、防衛力の具体的な中身を丁寧に検討し、財源を確保しながら必要な金額を確保していきたい」と繰り返した。 しかし、ここでもペーパーを見ながらの回答であり、小林氏が財源に答えなかったことには言及せず、議論を深められなかった。
小泉進次郎、討論会で慎重姿勢が浮き彫りに
自民党総裁選(10月4日投開票)に立候補した小泉進次郎農林水産相は9月24日、日本記者クラブ主催の討論会で、防衛費の規模や財源について小林鷹之元経済安全保障担当相に質問を投げかけた。
だがペーパーを読み上げる姿が続き、慎重すぎる姿勢が注目を集めた。44歳という若さに見合わぬ「用意原稿依存」に会場からも厳しい視線が向けられた。
小泉氏は小林氏に「『2%で到底足りない』と言うが、どの程度まで引き上げるのか。NATO加盟国の3.5%も視野に入るのか。その場合7.5兆円の追加費用が必要となる」と問い、「どのような財源を考えているのか」とただした。数字を挙げた鋭い質問であったが、内容はすべて紙を読み上げる形式で、臨機応変さを欠いた印象を与えた。
ペーパー依存への厳しい視線
討論会終盤、小泉氏の姿勢に対し、記者からは「44歳でしょ、そんな慎重すぎてどうするの」と挑発的な質問が飛んだ。即応力が問われる討論の場で、ペーパーを手放せない様子が「準備は万全だが柔軟性に乏しい」と映ったのである。
小泉氏は自身の発言でも「金額ありきではなく、防衛力の具体的な中身を丁寧に検討し、財源を確保しながら必要な金額を確保していきたい」と繰り返した。しかし、ここでもペーパーを見ながらの回答であり、小林氏が財源に答えなかったことには言及せず、議論を深められなかった。
小泉氏の課題、説得力不足
小林氏が即興で「スタンド・オフ・ミサイル」「弾薬備蓄」などを挙げ、防衛強化の方向性を示したのに対し、小泉氏は抽象的表現にとどまった。防衛費の対GDP比についても「必要な金額を確保」と述べるのみで、具体像を示せなかった。
今回の討論会では、小泉氏の慎重さと同時に決断力や発信力の弱さが露呈した。総裁選という最高指導者を選ぶ場では、政策の中身だけでなく即興的な対応力や言葉の力が評価対象になる。ペーパー依存の姿は「用意周到」とも「頼りなさ」とも映るため、今後の討論で修正できるかが焦点だ。
SNSの反応、小泉氏に厳しい声
「小泉進次郎がペーパーばかり読んでいて失望した」
「44歳で慎重すぎると言われたのは図星だ」
「数字を挙げた質問は評価できるが迫力がない」
「小林鷹之の方が即応力を感じた」
「総裁選でリーダーシップを示せるのか不安」