2025-02-28 コメント投稿する ▼
原口議員、ワクチン基金不正使用問題を追及
基金の使い方を厳しく追及
原口議員は、基金シートに「接種」という文言が含まれているかを尋ね、厚生労働副大臣の仁木博文氏が誤った答弁をしたことに対して強く反発。答弁が間違っていたことが指摘され、一時速記が中断される事態となった。その後、再度仁木副大臣は釈明を試みるが、原口議員は「許しがたい」と強い口調で批判した。
基金の不正流用疑惑
原口議員は、ワクチン生産体制を目的とした基金が、地方自治体への摂取助成金として流用されていることに問題を指摘。「本来は別の基金を作るべきだ」と訴え、行政の無責任さを厳しく批判した。特に、「基金スキームの流用が疑われる」と強調し、財務大臣に対しても再確認を求めた。
副大臣の釈明と原口議員の反応
仁木副大臣は、接種事業が国の政策に基づき行われていることを説明。しかし、原口議員は「1,000歩譲っても、予算の使途に関して納得できない」とし、ワクチンメーカーのカルテル疑惑や、価格引き上げについても触れ、「国会無視のやり方が続いている」と強く批判した。
川内議員が関連質問
続いて立憲民主党の川内博史議員が質疑に立ち、ワクチン基金の目的変更について指摘した。川内議員は、基金が本来の目的を超えて使用されていることを問題視し、「基金運営要領が変更されて地方自治体にも資金が流れるようになった」と説明した。また、運営要領の変更が国会や内閣に説明されていないことを指摘し、さらなる調査と議論を求めた。
裁判の進行
原口議員に対する訴訟も進行中であり、3月3日午後2時から、Meiji Seikaファルマ㈱が原口議員を提訴した裁判の第1回口頭弁論が東京地方裁判所で開かれる予定である。この裁判の進行も注目される。
要点まとめ
- 原口一博議員がワクチン基金の不正使用について追及。
- 仁木博文厚労副大臣が誤った答弁をし、質疑が一時中断。
- 原口議員は基金の不正流用に強く反発し、財務大臣に再確認を要求。
- 川内博史議員も関連質問を行い、基金運営要領変更の問題を指摘。
- 3月3日、原口議員を巡る裁判が開かれる。