2026-02-02 コメント投稿する ▼
安倍元首相のおい・岸信千世氏に苦戦予測、地元県議「言葉遣いを注意しても聞かない」公明票失い危機感
週刊文春の情勢調査では苦戦が予測されており、地元の自民党県議からは「言葉遣いを注意しても聞かない」「地元のことも勉強不足」と厳しい声が上がっています。 前回2024年衆院選ではわずか1724票差で辛勝しましたが、今回は公明党が中道改革連合に合流したため「公明票」を期待できず、危機感を募らせています。
安倍元首相のおい・岸信千世氏に苦戦予測
「言葉遣いを注意しても聞かない」地元県議から不満の声、公明票失い危機感募らせる山口2区安倍晋三元首相のおいで自由民主党の岸信千世元デジタル大臣政務官が、2026年衆院選山口2区で苦戦を強いられています。週刊文春の情勢調査では苦戦が予測されており、地元の自民党県議からは「言葉遣いを注意しても聞かない」「地元のことも勉強不足」と厳しい声が上がっています。前回2024年衆院選ではわずか1724票差で辛勝しましたが、今回は公明党が中道改革連合に合流したため「公明票」を期待できず、危機感を募らせています。
前回わずか1724票差の辛勝
山口2区では、安倍晋三元首相のおいの岸信千世氏と、7期目を目指す中道改革連合の平岡秀夫元法相が激突しています。3回連続、同じ顔ぶれの一騎打ちです。
2024年の衆院選では岸氏が勝利しましたが、その差はわずか1724票という僅差でした。平岡氏は比例中国ブロックで復活当選し、12年ぶりの国政復帰を果たしています。
岸氏は2023年4月の補欠選挙で父・岸信夫元防衛相の引退に伴い初当選しました。幼稚舎から慶應義塾大学に通い、大学卒業後はフジテレビに就職。宮内庁担当時代には小室圭氏の自宅前で張り込んでいたといいます。2020年に退職して父の大臣秘書官に就任し、岸田文雄元首相の長男・翔太郎氏とは同じ年に生まれ、親しい関係とされています。
初当選から約1年半で2期目を目指す「本選挙」を迎えた岸氏ですが、今回は前回と異なる厳しい状況に直面しています。
公明票失い危機感
最大の変化は、公明党が中道改革連合に合流したことです。
前回の衆院選で公明党は、自民党の岸氏を推薦していました。山口2区の公明党の比例得票数は24,750票で、前回の1724票差を考えると、公明票が勝敗を左右すると言えます。
しかし今回、自公政権解散に伴い、立憲民主党と公明党が中道改革連合を結成。平岡氏は中道から立候補することになりました。つまり、前回岸氏を支えた公明票が、今回は平岡氏に流れる可能性が高いのです。
時事通信の報道によると、岸氏は「公明票」を期待できず、危機感を募らせています。陣営幹部は「首相は応援に絶対来てほしい」と切望しており、高支持率を誇る高市早苗首相の応援に期待を寄せています。
「公明票が流れたら岸さん厳しいよね」
「世襲議員って地元のこと勉強してないのかな」
「慶應からフジテレビって完全にエリートコースじゃん」
「言葉遣いを注意しても聞かないって本当なら問題だよ」
「安倍さんのおいだから当選してるだけでしょ」
地元県議から不満の声
週刊文春の情勢調査では、岸氏の苦戦が予測されています。その原因は、岸氏自身の「不徳」にありそうです。
地元の自民党県議は、週刊文春の取材に対して本音をぶちまけています。
「岸氏はとにかく評判が悪い。言葉遣いを注意しても聞かないし、地元のことも勉強不足。解散にあたっても『よろしくお願いします』の電話の1本すらない。立場上、手伝いには行くけど、ホントは全然手伝いたくなんかないよ」
この発言からは、地元の自民党関係者からも岸氏が敬遠されている実態が浮かび上がります。世襲議員として「安倍晋三元首相のおい」という看板で当選してきた岸氏ですが、地道な地元活動をおろそかにしてきたツケが回ってきた形です。
週刊文春によると、公示日当日、街宣車から降りてきた岸氏に声をかけたところ、名刺を差し出した手をひじで退けられてしまったといいます。こうした振る舞いも、地元での評判の悪さを裏付けるものと言えるでしょう。
高市首相に救援求める
激戦が予想される中、岸氏が頼るのが高支持率を誇る高市早苗首相です。
首相が繰り返す「日本列島を、強く豊かに」を意識してか、岸氏は演説で「山口から日本列島を、強く豊かに」と力説しています。安倍晋三氏の後継を自負する首相との近さを印象付ける作戦とみられます。
安倍氏の妻・昭恵氏は2026年1月28日の演説会で「主人がかわいがっていた信千世君のために私も応援したい」と激励しました。高市首相に近い財務相の片山さつき氏も2月2日に駆け付ける予定です。
岸氏は2026年1月27日の第一声で「高市総裁が強く訴えている『日本列島を強く豊かに』。高市総裁らしい前向きなメッセージ。そこに私は『山口から日本列島を強く豊かに』と付け加えたい」と述べています。
知事選との同日選も影響
さらに、任期満了に伴う山口県知事選が衆院選と同日選となり、どう影響するかも焦点です。
自民党などが推す現職の村岡嗣政氏に、前知事のめいで自民会派の県議だった新人の有近真知子氏が挑む構図です。つまり、保守分裂の知事選となっています。
岸氏陣営の関係者は「保守分裂の知事選の要素は大きい。現職陣営がまとまらなければ、こっちの選挙もかなり危ない」と漏らしています。
知事選で保守票が割れることで、衆院選にも悪影響が及ぶ可能性があります。特に、有近氏を支持する層が岸氏に投票しないケースも考えられます。
平岡氏は「対高市」勢力の団結訴え
一方、中道改革連合の平岡秀夫氏は、公明党の支援を受けて雪辱を期しています。
衆院選が公示された2026年1月27日、平岡氏は岩国市の選挙事務所で開いた出陣式で「高市政権は支持率が高い。これに対抗するためには中道政治を標ぼうする人たちが大きな固まりになって戦わなければいけない」と「対高市」勢力の団結を呼び掛けました。
また「山口2区が変われば、日本の政治が変わる。このことを、みなさんも頭の中にしっかり置いていただいて、今回の選挙、山口2区では死に物狂いの戦いをした方が勝利をする」と訴えています。
平岡氏は民主党政権で法相を務めた経験があり、これまで山口2区で8回の選挙で4勝4敗という実績があります。ベテランの経験と、公明票の支援を武器に、岸氏に挑みます。
「保守王国」が揺れる
山口県は自民党の実力政治家を輩出してきた「保守王国」として知られています。安倍晋三元首相、岸信介元首相、佐藤栄作元首相など、歴代首相を多数輩出してきました。
しかし、山口2区は岩国市の米軍基地や、上関町の使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の建設といった国策上の課題があり、県内でも革新勢力が強い地域と言えます。
時事通信の報道によると、山口2区は「学会依存度が高かった選挙区」であり、公明票の行方が勝敗を左右します。多党化が進む中で迎えた衆院選で、自民党と中道改革連合が事実上の一騎打ちで争うのは全体の1割弱の28選挙区で、山口2区はその一つです。
「保守王国」山口が揺れる中、世襲政治家として十分な地元活動をしてこなかった岸信千世氏が、公明票を失った状況で勝利できるのか。2月8日の投開票結果が注目されます。
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