山下貴司議員、選択的夫婦別姓法案に『責任放棄』と厳しく批判

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山下貴司議員、選択的夫婦別姓法案に『責任放棄』と厳しく批判

山下貴司議員、選択的夫婦別姓法案に「責任放棄」と厳しく批判


2025年6月6日、衆議院法務委員会において、選択的夫婦別姓制度を巡る審議が行われた。自民党の山下貴司議員は、立憲民主党や国民民主党が提出した法案に対し、戸籍法の改正案が含まれていないことを「責任放棄」と厳しく批判した。山下氏は、法務大臣や検事としての経験を持ち、法制度の整合性を重視する立場から、制度設計の不備を指摘した。

山下氏は、夫婦別姓を選択した場合、親子で姓が異なることになり、家族の一体感が損なわれると指摘。また、戸籍法の改正案が示されていないことについて、「全体の規律を踏まえた総合的な判断ができない。国会の責任放棄ではないか」と述べた。

これに対し、立憲民主党の米山隆一議員は、「実体法である民法において夫婦や子の氏のあり方を明確に定め、後で手続法である戸籍法を整備すれば足りる」と反論。しかし、山下氏は「戸籍にどう書くかというのが極めて問題だ」と述べ、制度の根幹を担う戸籍法改正案が具体的に示されていないことを再度批判した。

山下氏は、内閣府の世論調査で、旧姓の使用拡大を含め7割が夫婦同姓制度の維持を支持していることを踏まえ、旧姓使用の拡大を求める立場を強調。また、立憲民主党が過去20年間にわたり「子の姓は出生時に都度決める」と主張していたが、2カ月前に「結婚時に決める」と変更したことを指摘し、「制度の根幹を担うはずの戸籍法改正案も、具体的な条文案として出されていない」と批判した。

議論の中で、山下氏は「拙速な採決は断固反対だ」と述べ、慎重な審議を求めた。法制度の整合性と国民の理解を得るためには、詳細な制度設計と丁寧な議論が必要であるとの姿勢を示した。

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2025-06-06 17:18:13(藤田)

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