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沖縄県議「真に追悼式と呼べない」 高市首相へのヤジは他者の権利への侵害
沖縄県議会で問題視 「真に追悼式と呼べない」との指摘 2026年6月24日の沖縄県議会6月定例会代表質問で、前日の沖縄全戦没者追悼式でのヤジ問題が取り上げられ、対応の在り方が議論されました。 県議会では、西銘啓史郎県議(沖縄自民党・無所属の会)が玉城デニー知事に見解をただしました。玉城知事は「式典は厳粛に行われたが、静かな状況でないタイミングもあった」との認識を示した上で、「参加者が平和への思いを共有し、犠牲者を追悼するための式典であり、その趣旨が阻害されることはあってはならない。振り返りを行い、対応を検討したい」と述べました。 これに対し、西銘氏は「毎年対応を考えてこのような状況なのか。主催者として本当にあの形でいいのか。この状況が続くのであれば真に追悼式とは呼べない」と強く指摘しました。「あの人たちに『やめてほしい』と言うべきだ。県民全体がそういう考えだと勘違いされる」と述べ、より明確な対応強化を求めました。 >今年の追悼式のヤジは、テレビで見ていて本当に不快だった。遺族の方々も参列しているのに、あの怒号は場の空気を完全に壊していた 式典中のヤジはスピーチを聞く権利への侵害 公共の福祉に反する行為 今回の追悼式では、高市早苗首相がマイクの前に立った瞬間から「戦争反対!」「9条を守れ!」「24万人に謝ってこい!」などの怒号が会場に飛び交い、首相の声がかき消される場面が続きました。男女5人ほどが県警によって会場外に誘導されました。 「表現の自由の行使だ」と主張する声もありますが、スピーチ中にヤジを飛ばす行為はスピーカーの言葉を遮ることで、他の参列者の「静かに聞く権利」を著しく侵害します。憲法が保障する表現の自由は、他者の権利や公共の利益を侵害することまでを許容するものではありません。 >表現の自由を盾にしても、他人が静かに聞こうとしている場を壊すのは権利の乱用です。そこに正当性はない そもそも沖縄全戦没者追悼式は、戦没者の遺族が参列する中で静かに犠牲者を悼む、特別な格式を持つ公式式典です。参列者全員に等しく「静かに追悼する権利」があります。ヤジは、その権利を一方的に奪う行為にほかなりません。 ヤジが正当化される場はどこにも存在しない 「では、追悼式でなければヤジは許されるのか」という問いに対しても、答えは同じです。 スピーチ中にヤジを飛ばす行為が正当化される場は、この世に存在しません。政治的な集会であっても、公式の式典であっても、スピーカーが話している最中に声を上げて遮ることは、言論の場そのものを破壊する行為です。議論や反論は、スピーカーが話し終えた後に行えばよいのであり、それが言論の場の最低限のルールです。 >政治への反対意見があるのは当然。でも、それをぶつける場は別にいくらでもある。なぜ戦没者の前でやるのか、理解できない 今年のヤジは「過去最も激しかった」という目撃者の声もあります。ヤジを飛ばした人々が自らの政治的主張を発信したかったのは理解できます。しかし、その行為は24万人超の戦没者の遺族が静かに向き合う場を壊し、高市首相のあいさつを聞こうとした参列者の権利を踏みにじり、「平和を訴える」という本来の目的と完全に矛盾する結果を招きました。 沖縄の平和を願う人々の多くが、こうした行為に反発や違和感を覚えているという事実があります。西銘氏の「県民全体がそういう考えだと勘違いされる」という言葉は、沖縄の民意を代弁する重みのある指摘です。 今後、式典主催者の県はどのような対策を打ち出すか 玉城知事は「振り返りを行い、対応を検討したい」と述べましたが、問題はこの状況が毎年繰り返されてきた点にあります。 >毎年同じことが起きているなら、もう具体的な入場ルールを設けるべきではないか。厳粛な場を守るための対策を打てない主催者の責任も問われる 追悼の場でヤジを飛ばすことを容認し続けることは、戦没者の尊厳と遺族の悲しみへの冒涜であり、「平和活動」の名に値しません。沖縄全戦没者追悼式が真の意味での追悼の場であり続けるために、主催者側の毅然とした対応と明確なルールの整備が一刻も早く求められています。 >何年もこれが続いているなら、主催者も『やめてください』とはっきり言う仕組みが必要。それが遺族への最低限の敬意だと思う まとめ - 2026年6月24日、沖縄県議会代表質問で前日の追悼式ヤジ問題が取り上げられた - 西銘啓史郎県議(沖縄自民党・無所属の会):「この状況が続くのであれば真に追悼式とは呼べない」と強く批判し対応強化を要求 - 玉城デニー知事:「趣旨が阻害されることはあってはならない。振り返りを行い対応を検討したい」と述べた - 高市早苗首相のあいさつ中に「戦争反対!」「9条を守れ!」などの怒号が相次ぎ、男女5人が会場外に誘導された - スピーチ中のヤジは他の参列者の「聞く権利」を侵害しており、表現の自由の範囲を逸脱している - ヤジが正当化される場はどの場面においても存在しない。議論や反論はスピーカーが話し終えた後に行うべきである - 西銘氏:「県民全体がそういう考えだと勘違いされる」と、沖縄の民意との乖離を指摘 - 式典主催者の県には、追悼の場の尊厳を守るための具体的な入場ルール整備が急務
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