2025-10-18 コメント投稿する ▼
西村康稔元経産相が靖国神社参拝
自民党の西村康稔元経済産業相は2025年10月18日、東京都千代田区九段北の靖国神社を秋季例大祭に合わせて参拝しました。 秋季例大祭は2025年10月17日に始まりました。 自民党の高市早苗総裁は初日の17日に玉串料を私費で自民党総裁名義で奉納しましたが、2025年10月19日までの期間中の参拝は見送る方向です。
高市総裁は玉串料のみで参拝見送り
秋季例大祭は2025年10月17日に始まりました。自民党の高市早苗総裁は初日の17日に玉串料を私費で自民党総裁名義で奉納しましたが、2025年10月19日までの期間中の参拝は見送る方向です。2025年10月21日召集の臨時国会での首相指名を想定し、外交への影響を考慮したとみられています。
「靖国参拝は国内問題なのに外交に配慮って情けない」
「高市総裁はいつも参拝してきたのに今回は見送りか」
「英霊に誠意を示すなら堂々と参拝すべき」
「中韓に気を使って参拝見送るなんて弱腰外交だ」
「西村氏のように堂々と参拝する政治家を評価したい」
高市氏の事務所によると、玉串料は私費で自民党総裁と記したとのことです。代理として持参した同党の有村治子総務会長は、記者団に総裁の気持ちを体してお参りしたと語りました。党役員では古屋圭司選対委員長や新藤義孝組織運動本部長、鈴木貴子広報本部長らも参拝しています。
石破首相は真榊のみ奉納
石破茂首相は内閣総理大臣石破茂名で真榊と呼ばれる供物を奉納しました。関係者によると2025年10月19日までの期間中、石破首相も参拝は見送る意向です。
青木一彦官房副長官は2025年10月17日の記者会見で、首相は私人の立場で真榊を奉納したと理解していると述べました。政府として見解を申し上げる事柄ではないとも語っています。
新首相は2025年10月下旬から東南アジア諸国連合関連首脳会議、トランプ米大統領来日、アジア太平洋経済協力会議首脳会議と外交日程が目白押しです。新首相に就任する可能性が高い高市氏が参拝すれば、中国や韓国が反発するのは確実とみられています。
超党派議連も参拝
超党派の議員連盟であるみんなで靖国神社に参拝する国会議員の会のメンバー64人も集団で参拝しました。自民党のほか日本維新の会、国民民主党、参政党、日本保守党などの議員が参加しています。
靖国神社には極東国際軍事裁判でA級戦犯とされた人たちも合祀されています。日本はこの判決をサンフランシスコ平和条約で受け入れています。靖国神社にとって4月と10月の例大祭は重要な祭事とされています。
現職首相の靖国神社参拝は、2013年12月の安倍晋三氏が最後です。岸田文雄前首相も在任中の春と秋の例大祭で参拝せず、真榊を奉納してきました。高市氏はこれまで閣僚在任中も2025年8月15日の終戦の日や春秋の例大祭に靖国神社を参拝してきました。
しかし自民総裁としての参拝は中国や韓国の反発を招く可能性が高く、外交問題への発展を避けるため見送ったとみられます。西村氏のように堂々と参拝する姿勢こそ、英霊への真の敬意を示すものではないでしょうか。