2025-02-26 コメント投稿する ▼
自民党、選択的夫婦別氏制度実現に向け議員連盟総会開催
出席者の顔ぶれ
総会に出席した現職議員は以下の通り(敬称略)。
- 阿部俊子
- 井出庸生
- 大串正樹
- 小渕優子
- 上月良祐
- 浜田靖一
- 広瀬建
- 船田元
- 細野豪志
- 三宅伸吾
- 宮崎政久
- 宮路拓馬
この議員連盟は、選択的夫婦別氏制度の早期実現を目指し、2021年3月に発足した。会長には浜田靖一元防衛相が就任し、設立総会には100人以上の国会議員が参加を表明した。その後も議論を重ね、今回の総会に至った。
選択的夫婦別氏制度とは
選択的夫婦別氏制度は、結婚後も夫婦がそれぞれの姓を維持できる制度で、個人の権利や多様性の尊重を訴える声がある一方、伝統的な家族観の崩壊を懸念する反対意見も存在する。自民党内では賛成派と反対派が存在し、議論が続いている。
経済界からは、グローバルなビジネス環境の中で、夫婦別氏制度の導入が国際競争力の向上につながるとの主張もあり、企業活動においても社員の個人の自由を尊重することが、結果的に企業全体のパフォーマンス向上に寄与するとしている。ただし、経団連の影響力がどこまで及んでいるのかは明確にはなっていない。
今回の総会では、法相の諮問機関である法制審議会が答申した内容を基に、選択的夫婦別氏制度の導入について検討を進める方針が確認された。議員連盟は、今後も議論を深め、早期実現に向けた取り組みを強化していく考えだ。