2025-01-19 コメント投稿する ▼
枝野幸男氏が憲法審査会長に就任、広範な合意形成を重視
憲法審査会の運営方針
枝野氏は、憲法改正には国会議員の3分の2以上の賛成と国民投票での過半数の賛成が必要であり、広範な合意形成が不可欠であると強調しています。そのため、与野党が平等に意見を述べ合い、合意を形成する「中山方式」を継承し、建設的な議論を進める意向を示しています。
国民投票法の改正とテレビCM規制
国民投票法の改正に関して、特にテレビCMの規制については、インターネットやSNSの発展により状況が大きく変化していると指摘しています。そのため、各党で知恵を出し合い、専門家の意見も取り入れながら議論を進める必要性を訴えています。
九条改正に関する議論
九条の改正については、各党の意見が分かれており、合意形成には時間がかかる可能性があります。しかし、憲法審査会としては、国民の関心を高めるような建設的な議論を進めていく必要があると述べています。
今後の展望
枝野氏は、憲法審査会の開催には前向きであり、各会派が広範な合意形成に向けて努力すれば、議論は進展すると考えています。また、首相の発言が議論の停滞を招く可能性があるため、首相の関与は控えるべきだと述べています。