2025-09-21 コメント投稿する ▼
自民党総裁選「チーム・サナエ」 キャプテン小野田紀美氏が若手と女性を前面に
「チーム・サナエ」は複数の実働部隊で構成され、松島みどり元法相が率いる「日本初女性総理誕生」をアピールするチームも含まれています。 陣営関係者は「チーム・サナエの顔として、小野田氏を中心に若手や女性議員を並べることで、これまでの総裁選とは異なるスタイルを訴える」と強調しました。 実際の前面はチーム・サナエ」と語っています。
小野田紀美氏がキャプテンを務める「チーム・サナエ」
自由民主党(自民党)総裁選(22日告示、10月4日投開票)に出馬する高市早苗前経済安全保障担当相の陣営は、女性議員や若手・中堅を前面に押し出した組織「チーム・サナエ」を立ち上げました。その中心に立つのが小野田紀美参院議員です。若手ながら強い発信力を持ち、保守色の鮮明な論客として知られる小野田氏がキャプテンを務めることで、高市陣営は「次世代」と「女性」を象徴する布陣を整えました。
「チーム・サナエ」は複数の実働部隊で構成され、松島みどり元法相が率いる「日本初女性総理誕生」をアピールするチームも含まれています。小野田氏は全体のまとめ役として、党員票の獲得や世代交代を印象付ける役割を担います。
小野田氏の存在感と役割
小野田紀美氏は、岡山選挙区選出の参議院議員で、党内では歯に衣着せぬ発言で注目を集めてきました。政策に関しては憲法改正や安全保障強化に積極的で、高市氏の路線と親和性が高い人物です。女性議員の中でも特に若さと発信力を兼ね備えており、「保守の次世代」を象徴する人材と見られています。
陣営関係者は「チーム・サナエの顔として、小野田氏を中心に若手や女性議員を並べることで、これまでの総裁選とは異なるスタイルを訴える」と強調しました。従来の派閥主導型選挙からの脱却をアピールする意味合いもあります。
「小野田氏がキャプテンというのは新鮮だ」
「若手が中心に立つことで総裁選のイメージが変わる」
「高市氏と小野田氏のタッグは保守色がより強まる」
「女性議員を全面に出す構図は時代に合っている」
「チーム・サナエの中心はやはり小野田氏だ」
このように、小野田氏の起用は党内外で注目され、世代交代を訴える象徴的な一手となっています。
従来型からの転換
選対本部長には中曽根弘文元外相、推薦人代表には古屋圭司憲法改正実現本部長が配置されましたが、陣営幹部は「選対人事は形式的。実際の前面はチーム・サナエ」と語っています。つまり、本来の指揮系統よりも小野田氏を中心とした若手・女性主体の組織運営が重視されているのです。
これは、派閥に依存して勝敗を決する従来型の総裁選から決別し、新しい選挙スタイルを示す試みです。党員票や無党派層を引き付けるには、若手と女性の存在感を強めることが効果的と判断したとみられます。
小野田キャプテンの意義
小野田氏の起用には、高市氏自身の戦略だけでなく、自民党全体にとっても意味があります。派閥やベテランに頼らずとも、若手や女性が前に出て党の将来像を示すことが可能だというモデルケースを示すからです。
また、小野田氏は発信力が強く、SNSや街頭でも存在感を発揮できるため、全国的な注目を集めやすい立場にあります。高市氏が掲げる「女性初の総理」というメッセージを、より鮮明に広げる役割を担うことになります。
陣営の戦略が実を結ぶかは未知数ですが、小野田紀美氏を中心に据えた「チーム・サナエ」は、少なくとも総裁選の様相に新風を吹き込んでいます。