2025-11-18 コメント投稿する ▼
赤間国家公安委員長がトクリュウ撲滅へ本格始動 中核人物の集中取り締まり明言
元プロボクサーの異色経歴を持つ赤間氏の強いリーダーシップが、深刻化する組織犯罪への対策に新たな展開をもたらすと期待されている。 警察庁の調査によると、2024年に資金獲得につながる犯罪で摘発されたトクリュウのメンバーは1万人を超え、その勢力は全国的に拡大している。 警察庁は2024年から本格的なトクリュウ対策に乗り出している。
赤間国家公安委員長「トクリュウ中核人物の集中取り締まり」強力推進を明言
赤間二郎国家公安委員長は2025年11月18日の産経新聞などとのインタビューで、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)撲滅に向けて「中核的人物の集中的・戦略的な実態解明と取り締まり」の重要性を強調した。元プロボクサーの異色経歴を持つ赤間氏の強いリーダーシップが、深刻化する組織犯罪への対策に新たな展開をもたらすと期待されている。
SNSで急拡大するトクリュウの脅威
トクリュウは、SNSや求人サイトを利用して「闇バイト」として実行犯を募集し、特殊詐欺、強盗、窃盗、薬物事犯など多岐にわたる犯罪に関与する組織的犯罪集団だ。警察庁の調査によると、2024年に資金獲得につながる犯罪で摘発されたトクリュウのメンバーは1万人を超え、その勢力は全国的に拡大している。
従来の暴力団とは異なり、メンバー間の人間関係が希薄で流動的であることが最大の特徴だ。多くのメンバーは互いに顔を合わせることなく、匿名化されたデジタル通信のみで繋がっている。首謀者を頂点とする階層的なピラミッド構造は存在するが、各階層間の繋がりは意図的に希薄化されており、末端の実行役を逮捕しても上位の首謀者へと捜査が及ぶことが困難な構造になっている。
特に深刻なのは、「高額」「即日現金」「書類を受け取るだけ」といった魅力的な言葉で経済的に困窮している者や社会的に孤立している若者を引き寄せる手口だ。応募者は運転免許証やマイナンバーカードなどの個人情報の提出を求められ、これらの情報が後に「家族に危害を加える」といった脅迫材料として利用される。
「闇バイトに騙されて人生を棒に振る若者が可哀想」
「SNSの規制をもっと厳しくすべきだ」
「警察も本気で取り締まってほしい」
「中核メンバーを捕まえないと意味がない」
「家族が狙われるなんて恐ろしすぎる」
警察庁の総力戦体制と課題
警察庁は2024年から本格的なトクリュウ対策に乗り出している。4月には他の都道府県警察からの依頼を受けて管轄区域内で捜査を遂行する「特殊詐欺連合捜査班」を各都道府県警察に構築した。また、警視庁約200名、埼玉県警約70名など計500名の専従捜査員を配置し、組織的な対応体制を確立している。
2025年10月には警察庁にトクリュウ対策の司令塔となる情報分析室を設置し、警察が保有する情報を一元的に集約・分析して中核メンバーをあぶりだす体制を整えた。さらに捜査の主力を担う警視庁の対策本部には、46道府県警から捜査員200人を出向させることとした。
しかし、SNSや匿名性の高い通信手段が捜査上のハードルとなっており、これを乗り越えることが重要な課題となっている。トクリュウの情報分析を担当する警察幹部は「匿名性、流動性を利用した組織構造や内部統制、資金の流れを解明し、有効な対策を講じることは従来どおりの手法では困難」と指摘している。
赤間氏の治安政策への強いコミット
赤間国家公安委員長は今回のインタビューで、トクリュウ対策以外にも幅広い治安課題への取り組み姿勢を示した。急増するクマ被害については「警察官がライフル銃で撃つという話とあわせ、避難誘導といった地域住民の安全確保を最優先に取り組む」と述べ、装備・資機材の整備も含めた包括的対策を推進する考えを明らかにした。
ストーカー事案などの人身安全関連事案についても「事態が急展開して、重大な事件に発展する恐れがあることを常に念頭に置く」として、被害者の安全確保を最優先とした組織的対処の徹底を表明した。
さらに、高市政権の最重要課題と位置づけられている拉致問題について「早期解決に向けて政府一丸となった取り組みに尽くしていきたい」と決意を語った。これらの発言は、高市早苗首相が掲げる国民の安全と安心を最優先とする政治姿勢を治安政策の面から支える強い意志を示している。
元プロボクサーの「戦闘力」に期待
赤間氏の政治手腕に対する期待の背景には、元プロボクサーという異色の経歴がある。地元相模原市の本村賢太郎市長は、政治家としての資質として「予測力、決断力、調整力、説明力」を重視する姿勢を示しており、これはまさに赤間氏がリングで培った能力と重なる。
1968年生まれの赤間氏は、立教大学経済学部卒業後、マンチェスター大学大学院で経済・社会学を学び、プロボクサーを経て政治の道に進んだ。31歳で神奈川県議会議員に初当選以来、衆議院議員6期を務め、内閣府副大臣、総務副大臣などの要職を歴任してきた実績がある。
企業・団体献金に依存しない高市政権において、国民の安全を最優先とする治安政策を推進する上で、赤間氏のリーダーシップは極めて重要な役割を果たす。トクリュウという新たな脅威に対し、従来の発想にとらわれない戦略的アプローチが求められる中、元プロボクサーの「闘争本能」が治安回復の切り札となる可能性が高い。