2025-02-13 コメント投稿する ▼
星野剛士議員、石破総理の訪米報告に質問──日米安保・経済協力の成果を追及
日米安全保障協力の強化
星野議員は、会談で日米両国の安全保障協力の更なる強化が主要なテーマの一つであったと指摘。中国による力を背景とした一方的な現状変更の試みや、北朝鮮の核・ミサイル開発など、厳しく複雑化する安全保障環境に対処するため、日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化について意見交換が行われたと述べ、具体的な成果を尋ねた。
日米経済協力の推進
経済面では、総理が対米投資額を1兆ドル規模まで引き上げる意向を示し、投資・雇用の拡大、ビジネス環境の整備、AIや先端半導体などの先端技術開発、エネルギー安全保障の強化といった幅広い分野での協力推進を確認したことを挙げ、具体的な成果について質問した。また、日本製鉄によるUSスチール買収に関し、トランプ大統領が「買収ではなく投資で合意した」と述べた点について、会談でのやり取りを尋ねた。
中国および北朝鮮情勢への対応
国際情勢に関しては、中国による東シナ海や南シナ海での力や威圧による一方的な現状変更の試みに対し、米新政権とどのように対応していくのか、また、北朝鮮の核・ミサイル問題や拉致問題を含む未解決の課題について、トランプ大統領との間でどのような議論が交わされたのかを質問した。
個人的な信頼関係の構築
さらに、今回の訪米で石破総理がトランプ大統領と個人的な信頼関係を築いたと考えられるが、どのような個人的なやり取りがあったのか、可能な範囲での情報提供を求めた。
アーリントン国立墓地訪問の意義
短い滞在期間中にアーリントン国立墓地を訪問し、無名戦士の墓への献花を行ったことについて、その意義と総理自身の所感を尋ねた。
日米首脳共同声明の意義
最後に、日米首脳共同声明を発出した意義と、今後の日米協力にどのように活かしていくのかを質問し、日米関係の更なる発展への期待を表明して質問を締めくくった。
石破総理は、今回の訪米を通じて日米同盟の強固さを内外に示し、経済・安全保障両面での協力強化を確認したと述べ、今後も「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、米国と緊密に連携していく考えを示した。