2026-02-06 コメント投稿する ▼
自民・土田慎氏「国民に血を流していただかないと」発言で炎上 35歳若手ホープが釈明も火に油、野党や著名人から批判殺到
自民党の若手ホープとして期待されてきた土田慎氏が、衆院選終盤に討論会での発言で炎上しています。東京13区から3期目を目指す土田氏は1月31日、「国民の皆さまに血を流していただかないといけないこともあるかもしれません」と発言し、SNSで批判が殺到しました。平成生まれ初の衆議院議員として自民党青年局青年部長も務める土田氏ですが、2月4日にXで釈明したものの、火に油を注ぐ結果となっています。
討論会での問題発言
炎上の発端となったのは、1月31日に東京青年会議所が主催した東京13区の討論会でした。参政党の加地敏子氏は欠席し、土田氏、共産党の沢田真吾氏、国民民主党の森洋介氏の3候補者が出席しました。
討論会では「少子化の根本的な原因」「東京13区の地域課題はなにか、それを国にどう反映させるか」「1000億円を自由に使えるとしたら」などのテーマについて各候補者が3分間で自らの考えを語り、その後に候補者同士で議論するクロストークが行われました。
土田氏の発言が問題視されたのは、クロストークでの2つ目のテーマ「日本の未来像」について語る場面でした。土田氏は医療や介護、安全保障など、日本の将来の課題について持論を展開し、次のように述べました。
「国民の皆さまに汗を流してもらわないといけないかもしれないですし、場合によっては血を流していただかないといけないこともあるかもしれませんが、ただ、この日本っていうのを次の世代にバトンタッチをしていくために、目の前の課題から逃げずに、ツケを次の世代に回さずに、しっかりと決断できる国。再度、高市総理の下で取り戻していきたいというふうに思っています」
この「血を流していただかないと」発言の動画がX(旧Twitter)などで拡散され、批判が殺到する事態となりました。
SNSで批判殺到、野党候補からも集中砲火
SNS上では「よくこんなこと軽々しく言うな」「自分達は汗も流さないけど国民には血を流すことを求める。これぞ自民党」「国民が血を流す構造改革を考えてるとしたら、それはそれで怖いよ」などの批判が相次ぎました。
発言を受け、Xでは野党の候補者からも集中砲火を浴びています。中道改革連合の酒井菜摘氏は「若手の同期なのに、本当にがっかりです」と非難しました。社民党の大椿裕子氏は「自民党は若い候補者に、こんな教育しかしていないのか」と切り捨てました。共産党の清水忠史氏は「血を流す覚悟を国民に迫ることが政治家の役割ではありません。決して戦争させないための平和外交に命がけで取り組むことこそが国会議員の使命です」と訴えました。
著名人からも危機感の声
また、著名人からも危機感を露わにする声が上がっています。作家の古谷経衡氏はXで「これはどういう意味よ。まさか戦争にな」(原文ママ)と警鐘を鳴らしました。
女優の毬谷友子氏は「今回ばかりは絶対に自民党に投票してはいけない。選挙で信任を得たと言って怖い方向に進む」と、自民党が圧倒的有利とされる現状を警戒しました。車椅子アイドルとして活動する猪狩ともか氏は「すみません、正直言います。怖いです」と率直な恐怖感を記しました。
実業家の辻愛沙子氏も「いくら軍拡大増税、改憲、核武装を掲げる自民党とはいえ、ここまで隠さずに言うのは高市さんがPRIMEに出演した時以外で初めて見た。やばすぎ」と驚いた様子で非難しました。
釈明も火に油を注ぐ結果に
炎上を受け、土田氏は2月4日、自身のXに釈明を投稿しました。「こちら大きな誤解を生んでいるようですが、こんなに素晴らしいインフラ等、日本を次の世代にもバトンタッチしていく為には痛みも伴う構造改革をしないといけない、という意図での発言です」と投稿しました。
さらに「当然、戦争を起こさせないのが政治家の1番の仕事だと矜持を持って日頃から活動しております」とし、戦争とは無関係の発言だと釈明しました。「誤解を与えない言葉の選び方をすべきでした、誠に申し訳ございません。またご指摘も賜りありがとうございました」と続け、あくまで受け手側の「誤解」であると主張しました。
しかし、この釈明も火に油を注ぐ結果となっています。SNSでは「血を流すという表現の意味が分かってますかね」「本音が出たんでしょ」「俺らが誤解しておかしいってことか。血を流すってどう誤解するんだ」と、さらなる反発を招いています。
若手ホープの失言が選挙に影響か
土田氏は2021年の衆院選で東京13区から立候補し、初当選しました。これまでデジタル大臣政務官や財務大臣政務官を歴任し、自民党青年局では青年部長を務めています。今回の衆院選で3期目を目指しており、党内でも次代を担う若手の有力株と目されてきました。
神奈川県茅ヶ崎市出身で、逗子開成中学校・高等学校を経て、京都大学経済学部を卒業後、リクルートライフスタイル(現リクルート)に入社しました。その後、衆議院議員秘書を経て、山東昭子参議院議長秘書官、公設秘書を務めた経歴があります。
2021年10月31日の衆院選では鴨下一郎氏の後継として、東京13区から自由民主党の公認を受けて出馬し初当選しました。当時35歳で、平成生まれ初の衆議院議員となりました。2024年10月27日の衆院選でも国民民主党の森洋介氏らを抑え再選しています。
高市早苗首相の人気で自民党は圧倒的優勢とみられる中、土田氏の発言は選挙戦終盤にどう響くか注目されます。衆議院選挙の投開票は2026年2月8日に行われます。
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