2025-09-10 コメント投稿する ▼
高井たかし氏、野党の国会再開要求を批判 「閉会に賛成したのは誰か」
さらに「ガソリン暫定税率廃止法案を本気で通したければ、国会をもう少し長く開き採決すればよかったはず」と述べ、野党が主張するガソリン税廃止の実現性に疑問を呈した。 高井氏は「法案を本気で通す意思があるのなら、国会日程を確保すべきだった」と訴え、野党が閉会に賛成したことと現状の要求との間に矛盾があると批判した。
高井たかし氏、国会閉会後の「臨時国会要求」を批判
れいわ新選組の幹事長である高井たかし衆議院議員は、自身のSNSで、野党各党が臨時国会の召集を求めている動きについて批判的な見解を示した。高井氏は「一応要求には加わわりましたが」と前置きしつつも、「そもそも他野党はなぜ8月1日に5日間で国会を閉じるという議案に賛成したのか?」と指摘し、野党間の矛盾を突いた。
さらに「ガソリン暫定税率廃止法案を本気で通したければ、国会をもう少し長く開き採決すればよかったはず」と述べ、野党が主張するガソリン税廃止の実現性に疑問を呈した。そのうえで「今更『国会開け』とどの口が言っているのか?と思います」と強い言葉で批判を展開した。
「閉会に賛成したのに後から国会開けと言うのは筋が通らない」
「本気でガソリン税廃止を望むなら採決まで持ち込むべきだった」
「選挙向けのパフォーマンスにしか見えない」
「国民を混乱させるような政治姿勢はやめてほしい」
「与党批判の前に自らの行動を振り返るべき」
ガソリン暫定税率廃止をめぐる攻防
ガソリン暫定税率の廃止は、与野党を通じて国民の負担軽減の焦点となってきた。高井氏は「法案を本気で通す意思があるのなら、国会日程を確保すべきだった」と訴え、野党が閉会に賛成したことと現状の要求との間に矛盾があると批判した。
実際、国会は8月1日に5日間の日程で閉会され、臨時国会召集の要求が相次いでいる。しかし、短期間での閉会を了承したのは野党自身でもあり、戦略性や一貫性に疑問の声が出ている。
野党戦略と国民の視線
高井氏の発言は、野党全体の戦略不足を浮き彫りにするものだ。国会の閉会に賛成しながら、その後に「臨時国会を開け」と迫る姿勢は、国民から「場当たり的」との印象を与える可能性がある。国民が求めているのは、負担軽減を実現するための具体的な行動であり、政治的駆け引きではない。
国会運営の透明性と責任
国会閉会の是非をめぐる議論は、単なる手続きではなく、政策の実効性に直結する問題である。高井氏が指摘したように「採決に至らないまま閉会した」ことは、ガソリン暫定税率廃止を求める国民にとっても疑問を残す。今後、与野党双方に求められるのは、説明責任を果たしつつ、国民生活に直結する課題に真摯に取り組む姿勢である。
臨時国会要求に揺れる野党の一貫性
今回の高井氏の発信は、臨時国会要求の正当性を巡って野党内に波紋を広げる可能性がある。「閉会賛成」と「国会再開要求」の矛盾が問われるなか、野党がいかにして国民に説明するのかが焦点となる。政策実現のために一貫した行動を示せなければ、国民の信頼を損ねることになりかねない。