福井県知事に石田嵩人氏が初当選、35歳で全国最年少知事が誕生

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福井県知事に石田嵩人氏が初当選、35歳で全国最年少知事が誕生

セクハラ問題で前知事が辞職した福井県で、異例の知事選が繰り広げられました。2026年1月25日に投開票された福井県知事選では、元外務省職員の石田嵩人氏が初当選を果たしました。35歳で全国最年少の知事が誕生し、自民党や与野党相乗りの組織戦を展開した山田賢一氏を逆転しました。参政党の神谷宗幣代表が応援に入り、SNSを駆使した若手候補が勝利する展開となりました。

35歳、全国最年少知事の誕生


2026年1月25日の開票結果は、無所属新人の石田嵩人氏が13万4620票を獲得し、無所属新人の山田賢一氏を4330票差で破りました。共産党新人の金元幸枝氏は1万5735票にとどまりました。

石田氏は1990年福井県福井市生まれで、政策研究大学院大学を修了後、2015年に外務省に入省しました。在ザンビア日本国大使館三等書記官、在メルボルン日本国総領事館副領事、外務省経済局資源安全保障室外務事務官を歴任し、2025年12月に退職して知事選に出馬しました。

全国最年少知事の記録は、かつて橋下徹氏や鈴木直道氏が38歳で就任しましたが、石田氏は35歳でこれを更新しました。戦後の公選知事では2番目の若さです。福井市出身の知事は初めてです。

投票率は46.29%で、2023年の前回選を4.79ポイント下回り、過去最低を記録しました。選挙戦後半から断続的な大雪に見舞われたことも影響しました。

「若い人に任せたい、新しい風が必要だと思った」
「組織に頼るだけの古い政治はもう終わりでしょ」
「SNSで毎日発信してて誠実そうだった」
「神谷さんが応援してたから入れた」
「35歳でこれだけの経歴があるのは凄い」

参政党・神谷宗幣代表が応援


石田氏の勝利を語る上で欠かせないのが、参政党の神谷宗幣代表による応援です。神谷氏は県議補選に合わせて福井県に入り、石田氏を応援するよう支持者に呼びかけました。参政党は公認候補を県議補選に擁立していましたが落選したものの、石田氏への支援は大きな効果を発揮しました。

参政党は2025年10月の宮城県知事選に続き、地方選挙での存在感を示しました。既成政党の組織戦に対し、SNSを活用した空中戦で若手候補を勝利に導く戦略が功を奏しています。

石田氏は出馬表明が2025年12月25日と、告示の約2週間前と最も遅れました。しかし動画投稿サイトのユーチューブで毎日動画を配信し、若い有権者への浸透を図りました。福井市で4回開いた個人演説会には、毎回300人以上が集まりました。

福井市議会の保守系会派の有志が石田氏を支え、県人口の3分の1を占める福井市内の票を固めました。若さと県政の刷新を前面に掲げ、子育て支援の拡充やUターン・Iターンの促進などを訴えました。

与野党相乗りの組織戦が敗北


一方、山田氏は自民党本部の支持に加え、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、公明党の県組織の推薦を得ました。連合福井など700以上の団体からの支持も取り付け、与野党相乗りの組織戦を展開しました。

山田氏は元副知事で前越前市長という行政経験を強調しました。自民党の小林鷹之政調会長らも応援に入り、終盤まで激しく競り合いましたが、僅差で及びませんでした。

出口調査によると、自民党支持層の5割強が山田氏に、4割強が石田氏に投票しました。保守分裂の選挙構図が鮮明になりました。福井県議会最大会派の自民党県議会が山田氏を推薦したのに対し、福井市議会の自民党系会派有志らが石田氏を擁立しました。

石田氏は出馬表明直前まで国民民主党の党員でしたが、出馬会見の数日前に自民党の党友となりました。党本部の推薦を得るための前提となる党友資格の申請では、県連会長の山崎正昭氏が紹介人となりました。

セクハラ問題で揺れた福井県政


今回の知事選は、前知事の杉本達治氏がセクハラ問題で辞職したことに伴うものです。杉本氏は県職員に性的メッセージを約1000件送り、身体接触も行ったとされ、刑法に抵触する可能性も指摘されました。

石田氏は選挙戦で、ハラスメントに対する世代間の認識の違いを共有すべきだとの立場を取りました。セクハラ問題で揺れた県政の立て直しに向けて、若さと刷新をアピールしました。

当選確実が報じられた後、石田氏は福井市内の後援会事務所でのインタビューで「県民皆さまの思いを必ず、県政を前進させる力にする」と決意を示しました。最重要政策として子育て政策を挙げ、「結婚、妊娠、出産、子育てと切れ目のない支援をより進めていく」と力を込めました。

既成政党への警鐘


石田氏の勝利は、既成政党に大きな衝撃を与えました。自民党では、27日から始まる衆院選への影響も懸念されています。組織戦に頼るだけでは若年層の支持を得られない現実が浮き彫りになりました。

福井市に特化した選挙戦略と、SNSを積極的に活用した情報発信が功を奏しました。政治経験ゼロながら、外務省で培った経験と若さを武器に、先行していたとみられる山田氏を逆転しました。

北陸新幹線を巡っては、前知事の路線を引き継ぎ、小浜から京都ルートでの全線開業を訴えました。躍動する福井をテーマに、若者の県外流出を防ぐためのにぎわい創出を主張しました。

石田氏の当選は、地方政治における世代交代の流れを象徴しています。若さと刷新を求める有権者の声が、組織に頼る既成政党を上回りました。参政党の支援を受けた35歳の新知事が、どのような県政を展開するのか注目されます。

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2026-01-26 11:04:00(植村)

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