2025-09-30 コメント投稿する ▼
高市氏を支える中曽根弘文氏「伝統と文化に根ざす国家運営で自民党を再生」
中曽根氏は「高市氏とは以前から皇室や国家の基本に関わる課題に取り組んできた。 そのうえで「高市氏には日本の伝統や文化に根ざした国家運営を目指す信念がある」と強調した。 高市氏が首相・総裁となった場合に期待する政策として、中曽根氏は「憲法改正はもちろん、皇室典範改正など国家の基本に関わる問題を取り上げてほしい」と述べた。
高市氏陣営を率いる中曽根弘文氏「信念ある国家運営を」
自民党総裁選に立候補している高市氏の陣営で選対本部長を務める中曽根弘文氏=参院議員=が取材に応じた。中曽根氏は「高市氏とは以前から皇室や国家の基本に関わる課題に取り組んできた。思想や政策に賛同しているので今回も引き受けた」と述べ、2年連続での本部長就任を説明した。
伝統や文化に根ざした国家運営を強調
中曽根氏は「国際情勢が混迷する今こそ、リーダーには国家ビジョンと理念を持ち、国民に理解を得られる説明力が必要だ」と指摘した。そのうえで「高市氏には日本の伝統や文化に根ざした国家運営を目指す信念がある」と強調した。思想の明確さと説明力を兼ね備える点を評価した形だ。
また、高市氏が派閥に属さず全国を回り、地方の声を吸い上げて政策に結び付けてきたことも強調した。「女性ならではの視点や感性を持ち、他国の指導者と渡り合える胆力もある」と述べ、国際舞台でも対応できる人材であると強調した。
人柄と意外な一面も
「強い女性のように見えるが、実際は真面目で温かい」と中曽根氏は語る。趣味としてドラム演奏を楽しむなど明るい性格で、堅い印象にとどまらない点も紹介した。人物像をアピールすることで、支持拡大を狙っている様子がうかがえる。
課題となる国会議員票の確保については「先の参院選では保守層の支持が他党へ流れた。これを取り戻すには高市氏が最適だ」とし、「奇策ではなく信念のある保守政治を最後まで訴える」と意欲を示した。
「高市氏の政策姿勢はぶれない」
「伝統や文化を重んじる姿勢に共感」
「意外な一面も親しみやすい」
「保守層を取り戻すのは高市氏だ」
「憲法改正へ本気で取り組む候補者だ」
憲法改正と皇室典範改正への意欲
高市氏が首相・総裁となった場合に期待する政策として、中曽根氏は「憲法改正はもちろん、皇室典範改正など国家の基本に関わる問題を取り上げてほしい」と述べた。自民党が立党以来掲げてきた課題に正面から挑む姿勢を評価し、「難局を乗り切るには挙党一致が不可欠。野党の協力も得て、国家の基本政策で合意できる政党と連立を組むのが現実的だ」と語った。
憲法改正や皇室制度といった重いテーマを提示する姿勢は、党内外に強いメッセージとなる。中曽根氏の言葉は、高市氏が掲げる「伝統や文化に基づく国家像」の裏付けともいえる。総裁選の結果次第で、保守政治の方向性が大きく動く可能性がある。