2025-12-24 コメント投稿する ▼
自民党埼玉県連が小谷野五雄前幹事長を背任容疑で刑事告訴、政治資金2794万円を私的流用か
自民党埼玉県連は2025年12月24日、前幹事長の小谷野五雄県議を背任容疑で埼玉県警浦和署に刑事告訴し、受理されたと発表しました。県連の政治資金約2794万円を私的に流用したとされる事件で、チャイルドシートや高級ウイスキー、ペットフードなどを県連経費として精算していた疑いが持たれています。県連は2025年11月に小谷野氏を除名処分としており、2026年1月にも損害賠償請求訴訟を提起する方針です。
約5年半で1357件の流用を認定
自民党埼玉県連は内部調査委員会を立ち上げ、領収書の精査や関係者への聞き取りを実施してきました。調査の結果、2019年5月から2024年までの約5年半で1357件、総額2794万円あまりの支出を小谷野氏による私的流用と認定しました。
小谷野氏は2019年5月に幹事長に就任し、県連の実務を取り仕切る立場にありました。2025年7月末に衆議院議員の柴山昌彦県連会長氏から疑義を伝えられ、同年8月から役職停止措置を受けていました。
県連の調査によると、流用と認定された支出には、地元日高市のファミリーレストランでの飲食費や日用品の購入費が含まれています。さらに、埼玉県産の高級ウイスキー「イチローズモルト」466本や女性用バッグ6点、チャイルドシートなどの乳幼児用品、ペットフード、キムチなどが含まれていました。
「政治資金を私的に使うなんて許せない」
「イチローズモルト466本は完全に私的流用でしょ」
「県連のチェック体制が甘すぎた、組織的な問題だ」
「除名だけでなく刑事告訴は当然の措置」
「地元のファミレスで飲食って完全にプライベートじゃん」
過去の幹事長と比べ、経費請求の件数や金額が大幅に多いことや、利用店舗が小谷野氏の地元である日高市周辺に偏っていることから、県連は私的な支出だったと判断しました。小谷野氏は県議8期目のベテラン議員で、現在は無所属となっています。
小谷野氏は疑惑を否定
小谷野氏は2025年9月12日に県庁で記者会見を開き、疑惑を否定していました。会見で小谷野氏は、幹事長業務用のかばんに入れていた領収書を全て県連に提出し、事務局に支出可否の判断を任せていたと説明しました。
小谷野氏は「一部チェックが漏れ、日用品が混入してしまったことは事実だが、意図的なものではない。私的流用ではない」と主張し、混入した日用品などの領収書を除かなかった事務局のミスとの認識を示していました。また、柴山会長氏から指摘を受けた約100万円については、2025年8月末に県連へ供託して返済したといいます。
しかし、県連は2025年11月に党紀委員会を開き、小谷野氏の除名処分を全会一致で決定しました。小谷野氏は同月中旬に県連に弁明書を提出していましたが、県連側は「私的流用と言わざるを得ないものが相当数あった」と判断しました。
県連の小島信昭幹事長氏は2025年12月24日の記者会見で、「経費の私的流用という不正行為に厳正に対処し、しかるべき責任を負わせるべきとの方針のもと、刑事告訴に至った。今後、捜査機関による捜査に全面的に協力していく」と述べました。
再発防止へチェック体制強化
小島幹事長氏は会見で、「小谷野氏は強いリーダーシップを持って、県連の運営を進めていた。こんなことになっているとは全く気がつかず、残念なことだと思った」と述べ、組織としての監視体制の甘さを認めました。
県連は今後、党費の使途についてチェックが入る仕組みに変更する必要があるとし、県連役員と相談しながら再発防止策を進める方針を示しました。具体的には、経費精算時の複数人によるチェック体制の導入や、領収書の詳細な確認手順の明確化などが検討されています。
自民党は全国的に政治資金をめぐる問題が相次いでおり、国民の政治不信が高まっています。今回の事件は、地方組織における政治資金管理の杜撰さを改めて浮き彫りにしました。県連は2026年1月にも小谷野氏に対して約2794万円の損害賠償を求める民事訴訟を提起する予定です。
小谷野氏は2025年12月24日、取材の電話に応じませんでした。今後、埼玉県警による捜査が進められることになります。政治資金の私的流用という重大な不正行為がどこまで解明されるのか、厳正な捜査と処分が求められています。
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