2025-09-20 コメント投稿する ▼
宮城県知事選 遊佐美由紀氏が正式立候補 多選批判と「新・福祉立県」で挑む
遊佐氏は会見で「現職が6期目を続ければ、県民の生活が立ち行かなくなる」と述べ、現職の村井嘉浩氏(65)の長期政権を批判しました。 今回の知事選には、現職の村井嘉浩氏のほか、元角田市職員の伊藤修人氏(33)、自民党元参院議員の和田政宗氏(50)、自営業の金山屯氏(85)、会社員の武藤心平氏(49)が出馬を表明しています。
遊佐美由紀氏、宮城県知事選に正式立候補
宮城県知事選(2025年10月9日告示、26日投開票)に向け、県議の遊佐美由紀氏(62)が仙台市内で記者会見を開き、正式に立候補を表明しました。立憲民主党を離党し、無所属での出馬を選択。既存政党から推薦を受けない姿勢を明確にし、しがらみのない県政を目指すと強調しました。
「新・福祉立県」を掲げる
遊佐氏は会見で「現職が6期目を続ければ、県民の生活が立ち行かなくなる」と述べ、現職の村井嘉浩氏(65)の長期政権を批判しました。その上で「新・福祉立県」を旗印に掲げ、「経済成長」「地域再生」「未来創造」の3本柱を提示しました。県民の暮らしを支え、人を大切にする県政を実現する姿勢を前面に押し出しています。
「多選に歯止めをかける候補を待っていた」
「福祉重視の政策に期待する」
「無所属で立つ姿勢は評価できる」
「現職の強さにどう挑むのか注目」
「新しい視点での県政運営に期待」
現職との対立構図
今回の知事選には、現職の村井嘉浩氏のほか、元角田市職員の伊藤修人氏(33)、自民党元参院議員の和田政宗氏(50)、自営業の金山屯氏(85)、会社員の武藤心平氏(49)が出馬を表明しています。多様な顔ぶれがそろう中で、村井氏の長期政権に挑む形が主戦場になるとみられます。
遊佐美由紀氏の戦略
遊佐氏は「人を生かす県政」を掲げ、従来の経済中心政策から転換を図る構えです。高齢化が進む宮城県において、福祉や医療、教育に力を入れることで県民生活の安定を優先する方針を明確にしています。また、政党色を排した無所属での戦いにより、有権者に幅広く訴えることを狙っています。
今後の焦点
選挙戦は「多選批判」と「福祉重視」が争点の一つとなりそうです。現職の実績と安定感に対し、遊佐氏が掲げる刷新と福祉重視の政策がどれだけ浸透するかが勝敗を左右するとみられます。