2025-06-26 コメント投稿する ▼
弁護士で医師の石丸幸人氏が参院選に挑戦 NHK党が実務型改革へ新たな一手
石丸幸人氏が参院選出馬へ 弁護士×医師の異色キャリアでNHK党が新たな挑戦
政治団体「NHK党」は6月26日、来月行われる参議院選挙・東京選挙区(改選数6)の公認候補として、弁護士であり医師でもある石丸幸人氏を擁立すると発表した。石丸氏は全国的に知られる弁護士法人「アディーレ法律事務所」の創設者で、消費者保護や法律サービスの身近化に取り組んできた実績を持つ。
二つの国家資格を持つ石丸氏が政界に挑むのはこれが初めてだが、そのキャリアは法曹界や医療界にとどまらず、広く社会課題に目を向けた行動力と発信力がある。NHK党が「実務経験と論理性に優れた人材」として石丸氏を起用したことは、同党の“炎上型”からの脱却と、より政策本位の政党運営への転換を示す大きな一歩といえる。
「石丸氏なら法律も医療もわかる。まさに今の政治に必要な人材」
「改革を目指すなら、こういう実務家が出るのは心強い」
「NHK党に真面目な候補が出てきたのは好印象」
「テレビで見ていた石丸さんがまさか国政に?期待せずにいられない」
「口先だけの政治家より、実務経験ある人が政治を動かすべき」
“正義と実行”を両立できる数少ない存在
石丸氏は、司法書士制度や過払い金返還など、かつては多くの人が泣き寝入りしていた分野で積極的に改革を進め、法的支援の裾野を広げた功労者の一人である。加えて、医師資格を持つことで、医療制度や公衆衛生の課題にも現場目線でアプローチできるという希少な資質を備えている。
国政の場においても、医療・福祉・法律・消費者保護といった領域は複雑化し、多くの政治家が実感のないまま制度設計に携わっている。その中で、石丸氏のように専門知識と現場経験を兼ね備えた人材の存在は、極めて貴重だ。
NHK党はこれまで、「既存政党では拾えない声を代弁する」ことを掲げ、賛否が分かれる中でも独自の立場を貫いてきた。今回の石丸氏の擁立は、その路線に実務性と説得力を加える試みとも言える。
国会に“専門家”を送り込む意義
比例代表には、石丸氏と同じく弁護士の福永活也氏、川崎貴浩氏も擁立される。NHK党が政策の専門性を重視する方向へ舵を切ったのは明らかだ。これまでのイメージを刷新し、「法的根拠ある改革」「制度改善の実行力」を国政で展開する布石が打たれた。
特に石丸氏には、「与党でも野党でもない立場から、政策の中身を正面から問い直す役割」が期待されている。医療現場の声、司法の課題、消費者の立場――そのすべてを理解したうえで、理論と実務に裏付けられた提案ができる候補は、国会でも数少ない存在だ。
NHK党の“変化”が示す、新しい政治のかたち
NHK党はこれまで、「放送制度の透明化」や「政治の裏側を暴く」といった分野で注目を集めてきたが、今回の擁立で「信頼できる専門家による制度提言」へと舵を切ろうとしている。石丸氏のような候補を前面に立てることで、有権者の中にある“真剣に政治を変えたい”という期待に応えようとしている姿勢が見える。
話題性や炎上戦略に頼るのではなく、今後は法的整合性、生活現場の課題、透明な制度運営といった“中身”で勝負していけるかどうかが鍵になる。石丸氏の当選は、NHK党の将来像を決める分岐点になる可能性がある。