2023-07-18 コメント投稿する ▼
維新が上尾市議・佐藤恵理子氏を次期非公認処分 下着写真販売めぐり波紋広がる
ネットで炎上した“写真販売”問題
日本維新の会は18日、埼玉県上尾市議の佐藤恵理子氏(通称・えりい)を次期市議選で公認しないと発表した。佐藤氏がSNS上で下着姿の写真を販売していたことが発覚し、党として問題視。SNS上では以前から議員の立場との整合性を疑問視する声が上がっており、今回の非公認決定に至った。
党が示した“処分”の理由
日本維新の会埼玉県総支部は「入党時の各種申請書に記載がなかった公務外業務に、党への報告もなく従事していた」として、佐藤氏を次期選挙で公認しないとする処分を決定。同総支部の高橋英明衆院議員が代表名義で発表した。
この“公務外業務”とは、佐藤氏がネットアイドルとして自身の芸能活動用アカウントで、下着姿や手ブラ写真を掲載し、それを販売していたことを指す。党内部では、地方議員としての品位や説明責任の欠如を指摘する声も上がっていた。
佐藤氏は謝罪も「認識の甘さ」を自認
佐藤氏はこれまでに「ご迷惑をおかけすることに考えが及ばなかった」と謝罪しつつ、「組織に属しているという意識の薄さがあった」と反省の言葉を述べている。
議員としての仕事と並行して芸能活動を行っていたことについて、「公私の区別が不明瞭」とする批判もあった一方で、「副業の自由を認めるべきでは」といった擁護の声もある。
ネット上の反応は賛否分かれる
X(旧Twitter)などSNSでは今回の非公認処分をめぐり、意見が二極化している。
「内容云々より、報告もなしに勝手にやってたのがダメなのでは」
「副業だって自由にすればいいけど、市議会議員としてどうなの?」
「佐藤さんは地元ではきちんと活動してた印象。パフォーマンスで処分?」
「党のイメージを守るという意味では当然の判断だと思う」
「維新は“自由”を掲げる割には、こういうとこガチガチだよね」
今後の動向と維新の姿勢が問われる
今回の処分は、佐藤氏個人の行動のみならず、党としてのガバナンスや統制の姿勢にも注目が集まっている。地方議員によるSNS発信が政治活動とどう共存できるのか、維新の「自由」と「統制」のバランスが問われる事案となった。
佐藤氏が今後、無所属で活動を続けるのか、それとも引退を選ぶのか、注目が集まっている。