2025-05-17 コメント投稿する ▼
さいたま市長選2025:加川義光氏、暮らし優先を掲げ支持拡大 現職・清水氏と激戦
さいたま市長選、加川義光氏が「暮らし最優先」を掲げ支持拡大
さいたま市長選(5月25日投開票)で、日本共産党公認の加川義光氏(75)が「市民の暮らし最優先」を掲げ、支持を広げている。17日、加川氏はJR大宮駅西口で日本共産党の伊藤岳参院議員(埼玉選挙区予定候補)と共に街頭演説を行い、市政への新たなアプローチを訴えた。
市民の声を尊重した市政を目指す
加川氏は現職の清水勇人市長が推進する大型開発を批判し、「市民が集めた署名にも応じず、対話の場に現れない市政は市民の声を軽視している」と指摘。自らが市長に就任した場合は、市民の意見を反映し、市政に反映することを約束した。
伊藤岳議員も応援演説で「財界や大企業優先の政治ではなく、市民の暮らしを守る政治を実現しよう」と呼びかけ、加川氏を強く支持した。
政策は市民生活を支えるもの
加川氏は、市民生活を支える具体的な政策を打ち出している。
* 補聴器購入費助成制度の導入
* 学校給食の無償化
* コミュニティバスの充実
* 市営レジャープールの維持
加川氏は「市政は市民のためにあるべきだ」と繰り返し強調し、現市政の在り方を改める決意を示した。
現職・清水勇人市長は実績を強調
一方、現職の清水勇人氏(63)は、5期目を目指し、市政の継続を訴えている。清水氏は交通インフラの整備や市内企業のDX推進、災害対策の強化などを掲げ、市政の安定を強調。自身のこれまでの実績をアピールし、引き続き市政を担うことの重要性を訴えている。
有権者の声、加川氏への期待
街頭演説を聞いていた70代の女性は「加川さんには補聴器購入の助成や給食無償化を実現してほしい。市民の声をちゃんと聞いてくれる市長が必要」と語り、加川氏の姿勢に期待を寄せた。
また、同日には日本共産党のはたやま和也参院比例予定候補も加川氏の応援に駆けつけ、支持を広げるための呼びかけを行った。
さいたま市長選の構図
今回のさいたま市長選には、現職の清水勇人氏に加え、新人の加川義光氏、沢田良氏(45)、小袋成彬氏(34)、西内聡雄氏(51)の計5人が立候補。現職の実績を評価するか、新人候補の新たな政策に期待するか、有権者の判断が問われる構図となっている。
投票日は5月25日で、期日前投票は5月11日から24日まで実施されている。有権者には、自身の暮らしを考えた投票行動が求められている。
* 加川義光氏は「市民の暮らし最優先」を掲げ、現市政の大型開発を批判。
* 伊藤岳議員らが応援し、加川氏への支持を拡大。
* 清水勇人現職市長は5期目を目指し、これまでの実績を強調。
* 市長選は、市民の声を反映する政治か、現市政の継続かが争点。
加川氏は市民生活の充実を強調し、清水氏は安定した市政を掲げる。市民はどちらを選ぶのか。投票日が迫る中、選挙戦は激しさを増している。