石垣市長選に砥板芳行氏が立候補表明 「台湾有事」軽視し軍備強化に反対の姿勢に懸念の声

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石垣市長選に砥板芳行氏が立候補表明 「台湾有事」軽視し軍備強化に反対の姿勢に懸念の声

前市政への批判軸に 砥板氏が再び市長選へ挑戦


沖縄県石垣市で8月10日告示、17日投開票の日程で実施される市長選挙において、野党系の砥板芳行氏(55)が7月13日、正式に立候補を表明した。砥板氏は市内で記者会見を開き、「市民目線の政治を取り戻す」「議案改ざん問題に区切りをつけたい」と述べ、市政の刷新を訴えた。

砥板氏は石垣市出身。東京デザイナー学院を中退後、2010年に市議選で初当選し、現在は市議4期目。2022年の市長選にも立候補したが、当時の現職・中山義隆氏に敗れている。これまで国民民主党に所属していたが、今回の出馬にあたっては離党し、無所属での立候補となる。

立候補の最大の争点として挙げたのは、議案改ざん問題によって市議会で不信任決議を受けた中山前市政の「説明責任」と「市政の透明性」だという。

「問題があったのは確か。でも、安全保障を無視するような候補で大丈夫?」
「“市民ファースト”はいいけど、国防は誰が守るの?」
「台湾有事を軽視する姿勢は、あまりに無責任じゃないか」
「中山市政には問題もあったが、国の安全と地域の秩序は守っていた」
「砥板氏はいつも“反対”ばかり。代案はあるのか?」

SNSでは、市民目線の姿勢を評価する声がある一方で、安全保障政策に背を向けるような発言に対する懸念の声が多数上がっている。

「軍備強化に反対」…国防を地域の問題に閉じ込めるな


会見の中で砥板氏は、「台湾有事を想定した自衛隊の強化や日米共同訓練には反対」と明言。八重山地域での軍備増強には否定的な立場を示した。

だが、尖閣諸島を抱える石垣市は、まさに中国が軍事的圧力を強める最前線の離島であり、防衛の空白を作ることは日本全体の安全保障に直結する問題だ。国防を「反対」の対象にする政治姿勢には、根本的な危うさがある。

砥板氏は「軍事ではなく外交で平和を」と繰り返すが、相手が武力を背景に圧力を強めている状況下で、対話だけで平和が維持できるという考えには現実味が乏しい。市民の安全や命を守るための現実的な備えを否定することは、果たして本当に「市民目線」と言えるのか。

“候補一本化”の思惑も 野党系勢力の再結集なるか


砥板氏の立候補によって、すでに出馬表明している市議の箕底用一氏(44)との調整も焦点となる。箕底氏は中山前市政に中立的な姿勢を取りつつ、市政の透明性向上を訴えている。

砥板氏は会見で「候補者一本化に向けて、最後まで働きかけを続ける」と述べたが、政策姿勢には明確な差もあり、選挙戦の構図はなお流動的だ。

一方、自民・公明など与党系勢力は、中山義隆前市長を再び擁立する方針を固めつつあり、5期目に挑む形となる見通し。前回選挙での敗北から巻き返しを狙う砥板氏と、信頼回復を狙う中山氏の一騎打ちに、第三極が絡む構図が現実味を帯びている。

「平和主義」の仮面で地域の防衛力を削ぐ危うさ


日本において「平和」という言葉はあまりに美しく響く。しかし、国防を議論するたびにそれを「軍拡」「好戦的」と決めつけ、反対する姿勢を貫いてきたのが、砥板氏のような“反戦一辺倒”の政治家たちだ。

だが現実には、石垣市も日本全体も、中国を中心とする覇権主義の脅威に直面しており、平和を守るにはそれを脅かす現実にしっかり向き合うことが不可欠だ。防衛力の強化は「戦争の準備」ではなく、「戦争をさせない力」を持つという意味でもある。

政治家が「平和」を語るとき、それが単なる“反対のための反対”ではなく、現実に基づいた責任ある言葉であるかどうかが、今の有権者には厳しく問われている。

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2025-07-15 14:13:42(S.ジジェク)

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