2026-01-19 コメント投稿する ▼
維新が和歌山1区に浦平美博氏擁立、自民・山本大地氏と与党同士の対決へ
日本維新の会和歌山県総支部は2026年1月19日、2月8日投開票の衆議院議員総選挙和歌山1区に、新人で元同県議の浦平美博氏を擁立すると発表しました。 自民党と日本維新の会は2024年10月の衆議院議員総選挙で与党が過半数割れした後、連立を組みました。 前回選挙では日本維新の会の現職候補との激戦を124票差で制し、自民党が19年ぶりに和歌山1区の議席を奪還しました。
維新が和歌山1区に浦平美博氏擁立
連立与党同士の対決へ「本気で考えをぶつける」
日本維新の会和歌山県総支部は2026年1月19日、2月8日投開票の衆議院議員総選挙和歌山1区に、新人で元同県議の浦平美博氏を擁立すると発表しました。連立を組む自由民主党の現職、山本大地氏が立候補を表明しており、与党同士で議席を争う異例の構図となります。
連立評価を問いたい
維新元県議が出馬の意義を強調
和歌山市で記者会見した浦平氏は「同じ与党であっても本気で考えをぶつけることが国民のためになる」と出馬の意義を強調しました。連立後の初の衆院選として「評価を問いたい」とも述べ、選挙戦では人口減少や教育などに関する課題を訴えるとしました。
浦平氏は54歳で和歌山市出身です。同市議や和歌山県議を経て、2025年の参議院議員選挙和歌山選挙区に維新公認で出馬しましたが落選しました。今回は衆議院和歌山1区での捲土重来を期しています。
「与党同士の戦いって意味あるの?票が割れるだけじゃない」
「維新は連立組んだのに自民候補にぶつけるのか。これじゃ協力関係が成り立たない」
「本気で考えをぶつけるって言うけど、単に議席が欲しいだけでは」
「和歌山1区は激戦区になりそう。与党で食い合って野党に漁夫の利を与えないか心配」
「連立評価を問うって建前で、実際は自民から議席を奪いたいんでしょ」
自民党と日本維新の会は2024年10月の衆議院議員総選挙で与党が過半数割れした後、連立を組みました。しかし、今回の衆院選では和歌山1区のように両党が候補者を立てて競合する選挙区が複数生まれています。連立を組んでいるにもかかわらず、小選挙区では互いに候補者を擁立し、支持を競い合う形となっています。
一方の自民党現職、山本大地氏は34歳で和歌山市出身です。国会議員秘書や同市議を経て2024年10月の衆院選で初当選し、現在1期目です。前回選挙では日本維新の会の現職候補との激戦を124票差で制し、自民党が19年ぶりに和歌山1区の議席を奪還しました。
山本氏は2026年1月16日に報道各社の取材に応じ、再選への意欲を語りました。1年2カ月の国会活動では、議員の世代が偏り、現役世代が望む施策が十分に実現していないと感じたとし、子育て支援や所得増などの議論を進めたいと述べました。「前回は期待値で当選したと思っている。その期待に応えられているかを選挙で聞きたい」と再選への決意を示しています。
混戦必至の4候補
参政党と国民民主も出馬表明
和歌山1区では、参政党新人の林元政子氏も出馬を表明しています。さらに、2024年の前回衆院選で維新公認候補として立候補し比例代表で復活当選した後、同党を離党した現職の林佑美氏が国民民主党公認で出馬する意向を固めています。
林佑美氏は前回選挙で山本氏にわずか124票差で敗れており、リベンチを狙う立場です。今回は国民民主党の公認を得て再挑戦することになり、「手取りを増やす」政策を掲げる国民民主党の支持をどこまで取り込めるかが焦点となります。
和歌山1区は和歌山市、紀の川市、岩出市の3市で構成されています。区割り変更により、従来の和歌山市のみから紀の川市と岩出市が加わりました。自民党にとって旧1区は、2025年4月の補欠選挙を含め、過去6回連続で野党に敗れている鬼門でした。2024年10月の前回選挙でようやく議席を奪還しましたが、今回は連立を組む維新からも候補者が出馬することで、情勢は複雑化しています。
新たに選挙区となった紀の川市と岩出市は、自民系が県議を独占する地域で、山本氏陣営は「2市で差をつけ、和歌山市で勝負したい」としています。一方、浦平氏は和歌山市を地盤としており、市内での支持固めが重要になります。
連立の矛盾露呈
選挙協力の在り方に課題
今回の和歌山1区の構図は、自民党と日本維新の会の連立関係における矛盾を浮き彫りにしています。国政では協力しながら、地方の選挙区では互いに候補者を立てて競い合う形は、有権者にとってわかりにくい構図となっています。
維新側は「政策を競い合うことで切磋琢磨する」との立場ですが、自民党側からは「連立を組んでいるのに候補者をぶつけるのは理解しがたい」との不満も聞かれます。特に和歌山1区のように前回わずか124票差という僅差で決着した激戦区では、与党同士の票の食い合いが野党候補に有利に働く可能性もあります。
連立政権を維持しながら、小選挙区では互いに候補者を擁立する「部分連合」とも呼べる関係が、有権者にどう受け止められるかが注目されます。投開票日の2月8日に向けて、与党同士の戦いと野党候補の動向が和歌山1区の行方を左右することになりそうです。