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2025-04-16コメント: 0件
「左寄り」から自民党へ 渡部カンコロンゴ清花氏が語る“変容”と政治に懸けた思い
変わる信念、広がる視野
渡部カンコロンゴ清花氏が自らの「変容」と自民党出馬への思いを語る2025年の夏の参議院選挙をめぐり、自民党東京都連から東京選挙区での擁立が検討されていた渡部カンコロンゴ清花氏(34)が、4月16日、自身のnoteを更新し、過去の思想から現在に至るまでの変化と、公認見送りに至るまでの経緯を綴った。かつて「左寄り」の思想を持っていたという自らの過去を率直に振り返りながら、「社会を動かす力」としての自民党に期待した思いを語っている。
家庭環境が形づくった初期の価値観
渡部氏は、自らの考え方がどう形づくられたかについて、家族の存在を挙げる。実家は、法律の隙間に取り残された子どもや若者を支援する活動を長年続けてきたという。その中で、「困難を作り出しているのは国家権力の構造そのものだ」と思うようになった。自宅では「自民党は解体を」「安倍政権NO」などのスローガンが日常に溶け込み、車には「憲法改正反対」のステッカーが貼られていた。
「今振り返ると、中学・高校・大学で私が触れていた情報や価値観は、かなり偏っていたと思います」と渡部氏は率直に語る。家庭で自然に身についた「反体制」の価値観は、当時の彼女にとってごく普通のものだった。
視野が広がった“上京後”の出会い
その転機となったのは、上京後の生活だった。多様なバックグラウンドを持つ人々との出会いや、与野党の議員との対話を通じて、「イデオロギーを超えた対話の可能性」に気づいたという。以前のように「理想を100点満点で求めるあまり、妥協できずに分断を深めてしまう現実」に直面したことで、「対話を築きながら、納得感を積み重ねて前進することの大切さ」を実感したと綴っている。
自民党に感じた“現実を動かす力”
一部で「なぜ自民党から?」という声も上がっていたが、その疑問に対して渡部氏は明快だ。
「ただ理想を語るだけではなく、それを現実の政策として社会に実装する力がある」と、自民党の“実行力”に着目したという。社会起業家としての経験から、「現場の課題を理想論で終わらせず、法制度として形にしていくことこそが政治の責任」だと実感したと語る。
過去の投稿には「深く反省」
一部で取り上げられた過去のSNS投稿についても、彼女は触れている。「10数年前の自分の投稿の中には、極めて不適切な言葉遣いがあった」とし、「深く反省している」と明記。過去を否定するのではなく、そこから学んだことに意味を見出す姿勢が印象的だ。
自民党公認は見送りに それでも前向きに
結果的に、自民党からの公認は得られなかった。党内では彼女の過去の発言や思想に慎重な声もあり、最終選考に臨んだものの見送られた。
「今回のプロセスからの学びは本当に大きかった」とnoteで振り返る渡部氏は、「これからも社会を良くするために、自分ができることを模索していきたい」と前を向く。
- 渡部氏は、かつては「左寄りの思想」に強く傾いていたことを認めた。
- 家庭環境がその背景にあり、「反自民・反改憲」の価値観が日常だった。
- 上京後に多様な人々と出会い、価値観に変化が生まれた。
- 理想主義から「現実を動かす政治」へと視座が変化。
- 自民党の“政策実現力”に期待し、出馬を目指したが公認には至らなかった。
- 過去の発言には反省の意を示し、「次のステージ」を目指すと結んだ。
渡部氏のnoteからは、「変わること」や「学ぶこと」に対する真摯な姿勢が感じられた。立場や思想に関係なく、現実を見据えたうえで社会をより良くしようとする意思こそ、今の政治に求められている姿かもしれない。
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2025-04-20 10:01:00(藤田)
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