2026-01-27 コメント投稿する ▼
新垣邦男氏が沖縄2区で中道改革連合から3期目挑戦、社民離党も政策不変を強調
2026年1月27日に公示された第51回衆議院議員総選挙の沖縄2区で、中道改革連合前職の新垣邦男氏が「これまでの政治スタイル、そして政策も何も変わっておりません」と力強く訴えました。 新垣氏は2025年11月に社民党を離党しました。 新垣氏は社民党への入党手続きを行い、2021年10月の第49回衆議院議員総選挙で自民党の宮崎政久氏を破り初当選しました。
沖縄2区には新垣氏のほか、社民党元職の瑞慶覧長敏氏、自民党前職の宮崎政久氏、参政党新人の吉田悠里氏、無所属新人の比嘉隆氏の計5人が立候補し、激しい選挙戦が展開されています。
新党参加でも変わらぬヌチカジリの姿勢
新垣氏は第一声で、新党参加という大きな決断を経ても、県民のための政治姿勢は揺るがないことを強調しました。
「今回新たな塊になった新党・中道改革連合に参画することになりました。新垣邦男はこれまでの政治スタイル、そして政策も何も変わっておりません。県民のためにヌチカジリ働いていく」
ヌチカジリとは沖縄の方言で「命を削って必死に働く」という意味です。新垣氏の政治姿勢を象徴する言葉として、支持者の間で知られています。新党への参画という変化がありながらも、県民本位の政治を貫く決意を示しました。
新垣氏は2025年11月に社民党を離党しました。離党の理由について「沖縄政策を前に進めるためには国会内で議員数を増やす必要がある一方で、社民党としての党勢拡大に限界を感じた」と表明していました。社民党副党首、国会対策委員長、政策審議会長を歴任し、党の中核を担ってきた新垣氏にとって、離党は苦渋の決断でした。
2026年1月19日、新垣氏は立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合」への参加を表明しました。「高市政権が右傾化しており、大きな塊をつくることは極めて重要だ」と述べ、政権に対抗する勢力の結集を重視する立場を鮮明にしました。
「新党に入っても新垣さんは変わらないと信じている」
「政党を変えるのは裏切りじゃないのか。説明してほしい」
「ヌチカジリで働くって言葉に重みがある。期待したい」
「社民党がなくなるのは寂しいけど、現実的な判断かも」
「大きな塊を作るという考えには賛成。一人じゃ何もできない」
北中城村長4期の実績が原点
新垣氏の政治家としての原点は、北中城村長として16年間にわたり地域に根ざした行政を担ってきた経験にあります。
那覇市出身の新垣氏は、1982年に日本大学法学部を卒業後、1985年に北中城村役場に採用されました。役場職員として19年間、住民と向き合いながら地方行政の実務を学びました。
2004年、北中城村長選挙に立候補し初当選を果たしました。この選挙では、現職の喜屋武馨氏と元村議会議長の喜屋武薫氏という2人の「きゃん・かおる」が対立候補でしたが、新垣氏が2人を大差で破りました。以後4期16年にわたり村長を務め、健康長寿の村づくりやアワセゴルフ場跡地の土地区画整理事業などに取り組みました。
2020年1月、次期衆院選に出馬しない意向を示していた沖縄2区選出の社民党衆議院議員・照屋寛徳氏から「バトンタッチしたい」と後継指名を受けました。新垣氏は社民党への入党手続きを行い、2021年10月の第49回衆議院議員総選挙で自民党の宮崎政久氏を破り初当選しました。この選挙で小選挙区で当選した社民党候補は新垣氏ただ1人でした。
2024年10月の第50回衆議院議員総選挙でも、新垣氏は宮崎氏を再び破り再選を果たしました。この選挙でも、小選挙区・比例代表を通じて社民党の公認候補で当選できたのは新垣氏のみでした。新垣氏は社民党にとって唯一の衆議院議員であり、党の命運を一身に背負う存在でした。
社民党から刺客、オール沖縄分裂の危機
新垣氏の中道改革連合参加により、沖縄2区では複雑な選挙構図が生まれました。社民党県連の一部が、元衆議院議員で南城市長も務めた瑞慶覧長敏氏を新垣氏に対する「刺客」として擁立する動きを見せたのです。
社民党県連の仲程孝副幹事長は「党県連の一部の皆さんからすると、この解散総選挙に社民党の旗を振って出ないと、本当に党がなくなってしまう、忘れられてしまうという危機感だというふうに私たちは考えています」と説明しました。
一方、照屋大河前県議は「オール沖縄の団結を大事にしようと頑張ってきたのが社民党であって、今回2区に候補者を立てれば、そもそも自民党に有利になる。そして高市総理を応援することになるということを私たちは懸念をしています」と述べ、分裂選挙を避けるべきだと主張しました。
しかし瑞慶覧氏は立候補の意向を固め、1月27日に社民党元職として届け出ました。瑞慶覧氏は第一声で「この沖縄2区で辺野古埋め立てノー、安保法制ダメ、南西シフトもやっちゃいけない、憲法改正もダメだと、これが訴えられる政党は社会民主党、社民党だけです」と訴えました。
オール沖縄勢力を支えてきた社民党から2人の候補が立つ事態に、玉城デニー知事は「一般論としてはそうなる。しっかりお互いが確認していただければと思う」と述べ、分裂選挙が保守系候補に有利に働く可能性を示唆しました。
自民・宮崎氏との3度目の対決
新垣氏にとって、自民党の宮崎政久氏との対決は3度目となります。宮崎氏は現在、防衛副大臣を務める前職です。
宮崎氏は第一声で「県民の暮らしが豊かになるように、きちんと財政出動をしていく。そういう取り組みをしたい。だから高市早苗内閣の継続でいいのか、この選択を沖縄2区の皆さんに判断をしていただきたいと思っている今回の選挙です」と訴えました。
宮崎氏は過去2回の選挙で新垣氏に敗れており、今回は雪辱を期す戦いとなります。一方、新垣氏と瑞慶覧氏が票を分け合えば、宮崎氏に有利な展開となる可能性があります。
参政党と無所属の新人も参戦
参政党の吉田悠里氏は40歳の新人です。第一声で「消費税これは、全ての消費税に関して、一律減税。さらには、廃止の方向に向かってほしいと思っています。私たち参政党は国民の代表として声を届けて参ります」と訴えました。参政党は2025年の参院選で沖縄県内で大幅に票を伸ばしており、今回の衆院選でも一定の支持を得る可能性があります。
無所属の比嘉隆氏は48歳の新人です。第一声で「私が衆議院選挙に立候補したのは、コロナワクチンを中止したいから。私の命を懸けて全力で取り組む」と訴えました。ワクチン政策に焦点を絞った独自の主張を展開しています。
連合沖縄が新垣氏を推薦
連合沖縄は1月20日の第4回執行委員会で、中道改革連合から立候補する新垣氏への推薦を決定しました。労働組合の支援を得たことで、新垣氏の選挙戦は組織的な基盤を固めることができました。
新垣氏は辺野古新基地建設に反対する立場を継続するとしています。社民党から中道改革連合に移っても、沖縄の基地問題に対する姿勢は変わりません。新垣氏の訴えの核心は、県民の生活を第一に考え、ヌチカジリで働くという一貫した姿勢にあります。
投開票日は2026年2月8日です。12日間の選挙戦で、新垣氏が新党参加という変化の中で変わらぬ信念を有権者に示し、3期目の当選を果たせるか注目されます。
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