2025-03-28 コメント投稿する ▼
山城博治氏、参院選比例代表に立候補表明も過激な反基地運動に疑問の声
■ 山城氏の立候補に対する懸念
山城氏は、記者会見で「戦争を二度と起こさせてはならない」とし、平和外交を強調した。しかし、彼の政治的スタンスには慎重な意見も少なくない。特に、南西諸島の有事を引き合いに出して平和外交を唱える一方で、実際に沖縄の基地問題に関しては、極端な反対姿勢を貫いてきた。基地反対運動が極端な行動を引き起こし、現実的な解決策を欠いていると指摘する声が多い。
また、「オール沖縄」との連携を強調しているが、その背景には、沖縄県内での一部過激な政治勢力との結びつきが問題視されている。沖縄の基地問題に対する一面的な反対運動が、地域社会や経済に与える影響を無視しているとの批判も根強い。
■ 過去の逮捕歴と裁判歴
山城氏には、沖縄の米軍基地建設反対デモでの逮捕歴があり、この経歴も彼に対する批判の材料となっている。2016年には、抗議活動中に警察官への公務執行妨害の疑いで逮捕され、その後、裁判にかけられた。無罪判決を受けたものの、この逮捕は沖縄の基地問題に対する極端な反対姿勢を強調し、暴力的な手段に訴えかねないという懸念を呼び起こした。
山城氏のこの行動が、沖縄の平和運動に対する支持を集める一方で、過激な反発を引き起こし、政治家としての責任感や冷静さに疑問を呈する声も少なくない。彼の政治活動が、単なる反基地運動に終始しているとの批判があり、平和外交を唱えながらも過激な手法を取ることに対する矛盾を指摘する意見もある。
■ 東京拠点に移す意向
山城氏は、今後の活動拠点を沖縄から東京に移すことを決定しており、全国での活動を進める予定だ。しかし、この決定も疑問を呼んでいる。沖縄の基地問題に深く関わり続けてきた人物が、突然東京を拠点にして活動を広げることには、多くの政治家や県民から「地元沖縄の問題を軽視している」との声が上がっている。
さらに、東京に拠点を移すことで、彼が沖縄の基地問題に対する直接的な影響力を失うのではないかという懸念も存在している。平和を訴える者が、沖縄の現状を放置したまま本土で活動することは、実効性に疑問を抱かせる。