2025-03-23 コメント投稿する ▼
大木町・馬場町議解職へ 住民投票で「賛成」過半数、議員失職
■ 酒気帯び運転で逮捕、議会からの辞職勧告も
2024年6月、馬場議員は久留米市で飲酒後、車を運転して酒気帯び運転の疑いで逮捕された。これにより、罰金30万円の略式命令を受けた。その後、町議会では2度にわたり辞職勧告決議が可決されていたが、馬場議員は議員を続ける意向を示し、辞職しなかった。
■ リコール署名運動が始まる
馬場議員の辞職を求める声が高まり、議会や地元の住民らが中心となり、議員の解職を求めるリコール運動が始まった。署名活動が行われ、最終的に有権者の3分の1にあたる5,892人分の署名が集まり、選挙管理委員会に提出された。
■ 住民投票の結果、失職が決定
2025年3月23日、住民投票が行われ、開票の結果、解職に「賛成」が4,329票、「反対」が356票となり、「賛成」が有効投票の過半数を占める結果となった。投票率は43.54%で、町民の大多数が解職を支持したことが分かる結果となった。
■ 関係者のコメント
リコールを主導した「解職請求委員会」の代表・古賀知文氏は、住民投票の結果について「大木町の安全と安心を守るという町民の熱い思いが実を結んだことを確信しています。町民の皆様の熱意に感謝し、大木町民であることを誇りに思っています」とコメントを発表した。