舞立昇治参院議員、石破茂首相の商品券配布を擁護

自民党の舞立昇治参院議員は、3月16日に鳥取市で行われた党会合で、石破茂首相による商品券配布に関してコメントを発表した。舞立氏は、商品券配布が「歴代の首相が慣例として普通にやっていたことだ」と述べ、過去の首相たちも同様の施策を行っていたことを指摘した。

舞立氏の発言の要点は次の通りだ。

- 謝罪と慣例の説明：
「想像以上にお騒がせしている」と謝罪した舞立氏は、商品券配布が歴代首相の慣例に基づくものであると強調。

- 現代の視点からの反省：
「物価高や厳しい状況の中で、一般常識から外れていると指摘される点については、真摯に受け止めなければならない」と認めた。

- 法的・道義的な立場：
法的には問題ないとの立場を示す一方で、「道義的な問題については言い返せない」とも述べ、配布方法には慎重であるべきだと考えていることを明かした。

一方で、県連の斉木正一幹事長は会合後、商品券配布について「考えられない感覚だ」と否定的な意見を表明した。

舞立氏は、鳥取・島根選挙区選出の参院議員であり、今夏の参院選では比例代表の「特定枠」で優先的に擁立されることが決まっている。