2025-03-15 コメント投稿する ▼
川口市立病院、NICU部門の未収金問題—無保険者による高額未収金が深刻

青山市議によると、未収金の全体の36.4%、およそ4698万円が産婦人科に関連しており、そのほとんどが無保険者のものです。無保険者による未収金は約4547万円に達しており、件数は27件。1件あたりの平均未収金額は約170万円に上ります。通常の分娩であれば、平均で53万円ほどかかることを考えると、この未収金額は非常に高額です。
青山市議は、これらの未収金の多くが「飛び込み分娩」や「帝王切開」といった緊急対応を必要とする場合や、長期入院が関係している可能性があると指摘しています。このような未収金が続くことで、病院の財政に負担をかけ、地域医療にも影響を及ぼしかねません。
市議会では、今後この未収金の回収策や無保険者に対する対応策を検討することになりそうです。病院の財政健全化と、地域住民が安心して利用できる医療環境の提供を目指した対応が求められています。