2025-03-31 コメント投稿する ▼
令和7年度予算案に反対 勝部賢志議員が国会で強く批判
■ 予算修正と参議院の役割
令和7年度予算案は、衆議院で自民党、公明党、維新の会の3党合意に基づいて修正され、参議院に送られました。しかし、参議院ではいくつか重要な修正が加えられ、たとえば高額療養費の自己負担額の引き上げが凍結されることとなりました。参議院は「熟議の府」として、衆議院での修正をさらに検討し、最終的な予算案に大きな影響を与える重要な役割を果たしています。
■ 石破総理の国会運営に対する批判
一方で、石破総理の国会運営についても批判がありました。特に、3月13日に新人議員との懇親会で商品券を配布した問題が報じられ、国会運営に対する緊張感が欠けていると指摘されました。また、物価高に対する政府の対応が遅れていることも問題視され、3月25日の会談で総理自身が予算成立後に物価高対策が必要だと認める場面もありました。
■ 予算案に対する反対の理由
勝部議員は、予算案に対する反対の理由として、以下の点を挙げました。
1. 国民の命を守る予算が足りない
高額療養費や福祉、介護現場で働く人々の処遇改善が十分に反映されていないことが指摘されました。
2. 物価高への無関心
食料品の値上げや実質賃金の減少など、国民の生活が厳しくなる中で、政府の対応が不十分だと批判されました。
3. 税金の無駄遣い
政府が定めた3年ルールを超えて基金が積み増されていたり、予備費が無駄に使われている点が問題視されました。
■ 政治とカネの問題
また、自民党内の資金管理問題に対しても、石破総理のリーダーシップが欠けているとし、再調査をしない姿勢が問題だとされました。
■ 今後の課題と決意
議員は、選択的夫婦別姓制度の実現や旧統一教会問題、就職氷河期世代への支援など、今後解決すべき重要な課題に取り組む必要があると強調しました。そして、何よりも「命とくらしを守り、若者や子どもたちの未来を明るくするために全力を尽くす」と決意を新たにしました。
■ 予算修正案への賛成
最後に、勝部議員は、参議院での修正を反映させた予算案には賛成の立場を示し、「国民の声を反映させた結果だ」と評価しました。