新里治利氏、自民党から沖縄県議会補欠選挙で当選

沖縄県議会の補欠選挙（沖縄市区、欠員2）が9日に実施され、自民党から立候補した新里治利氏（44）が1万491票を獲得し、見事当選を果たした。投票率は25.58%で、少ない投票数ながらも着実に支持を得た新里氏は、沖縄県議として新たにその職を得ることとなった。

■補選の背景
今回の補選は、1月に沖縄市長選に立候補した沖縄市区選出の県議2人が辞職したことに伴い行われた。これにより、沖縄市区では欠員が生じ、補選が実施された。

■新里治利氏の当選と背景
新里氏は、沖縄市出身で、県内での活動歴が長く、地域に密着した政治活動を展開している。これまでの実績と地元での信頼を強みとして、今回の補選でも一定の支持を集めた。彼の当選は、自民党にとって沖縄県議会での影響力を維持するための重要な意味を持っており、県内政治における今後の展開が注目される。

■補選の結果
- 新里治利氏（自民党）：1万491票を獲得し当選。
- 仲村未央氏（立憲民主党）：1万5,916票を獲得し当選。

新里氏は自民党からの出馬であり、沖縄市区における自民党の勢力拡大を目指した選挙戦を展開。今後、沖縄県内の自民党の方針や政策に沿った活動が求められるだろう。


新里氏の当選により、沖縄県議会では与党が19議席、中立が6議席、野党が22議席となる見込みで、欠員が1議席残る形となった。