2025-03-11 コメント投稿する ▼
佐々町官製談合事件:町長と会社員、数年にわたる親交が関与か
■事件の背景
佐々町の町長、古庄剛容疑者(77)は、町の公共工事の入札を巡って、業者に最低制限価格に近い金額を漏らし、落札を促した疑いで、官製談合防止法違反などの容疑で逮捕されました。また、業者側の建設会社社員、山口情二容疑者(62)と、別の建設会社役員の木田栄三容疑者(53)も、入札妨害の疑いで逮捕されています。
■町長と山口容疑者の関係
山口容疑者は佐世保市にある建設会社で営業を担当しており、町長とは新年祝賀会や地元の行事などで年に数回顔を合わせる程度だったとされています。しかし、関係者によると、山口容疑者は数年前に町長の自宅を訪れ、マンゴーを持参するなど、個人的な親交があったことがわかりました。
■警察の捜査状況
警察は、町長と山口容疑者の親交が少なくとも数年前から続いていたことを確認し、この関係が事件にどのように影響を与えたのか、さらに捜査を進めています。
事件の全容が明らかになることで、関係者の意図や動機が浮かび上がることが期待されます。警察は引き続き慎重に捜査を進め、事件の真相解明を目指しています。