秋田県知事選 供託金次第で取りやめも

秋田市の合同会社代表社員である佐藤琢磨氏（49）は、3月7日に県庁で記者会見を開き、任期満了に伴う秋田県知事選（4月6日投開票）への立候補の意向を正式に表明した。しかし、出馬に必要な供託金300万円の確保が現時点で難航しており、資金調達が進まない場合、出馬を取りやめる可能性があることを示唆した。

佐藤氏は、秋田市内で合同会社を経営しており、地域活性化に力を入れている人物だ。今回の知事選においては、自身のこれまでの経験と実績を生かし、県政に新しい風を吹き込むことを目指している。しかし、立候補に必要な供託金を巡る問題が立ちはだかっており、資金調達の状況次第では出馬を断念する考えも示している。

秋田県知事選は3月20日に告示され、4月6日に投開票が行われる予定だが、現時点で正式に立候補を表明しているのは佐藤氏のみであり、今後他の候補者が名乗りを上げるかどうかも注目される。