2025-04-02 コメント投稿する ▼
南紀白浜空港、利用者数が23万人超え 岸本知事「目標達成へ着実な一歩」
定期便の増便と利用者数の増加
南紀白浜空港では、羽田空港との間で1日3往復の定期便が運航されています。2024年10月から2025年1月にかけては、各月の利用者数が過去最多を記録しました。岸本知事は、「月によっては満席になることもあり、その場合は日本航空に1日4往復に増便してもらえるようお願いしている」と説明しました。これにより、利用者の便宜がさらに高まることが期待されています。
今後の計画と取り組み
県は、2025年度の当初予算に約2億2千万円を計上し、利用促進のための事業を進めています。この中には、滑走路延伸に向けた準備費用4400万円や、運賃補助などの優遇策5320万円が含まれており、今後の利用者増加に向けた施策が盛り込まれています。将来的には、滑走路の延伸によって大型機が就航し、年間50万人の利用者を見込んでいるとのことです。
知事のコメントと今後の展望
岸本知事は、過去最多の利用者数更新について、「担当部局の地道な努力が実を結んだ」とし、県全体で今後も利用促進に力を入れる意向を示しました。また、知事は「これからも引き続きオール県庁で取り組んでいく」と意気込みを語り、利用者のさらなる増加を目指す姿勢を強調しました。
- 令和6年度の南紀白浜空港の利用者数は23万5543人で過去最多を更新。
- 羽田空港との定期便は1日3往復で、満席時には増便の対応を検討。
- 2025年度予算には、利用促進に向けた施策として約2億2千万円が計上されており、滑走路延伸や運賃補助も含まれる。
- 岸本知事は、今後も利用者数の増加を目指して県全体で取り組みを続けると強調。