2025-03-21 コメント: 1件 ▼
「高速料金一律500円」案に石破首相困惑 国民民主・浜口氏が提案も慎重姿勢
■浜口政調会長の提案とは?
浜口氏が提案したのは、東名高速や名神高速といった主要な高速道路で、乗用車の料金を利用距離に関係なく「ワンコイン500円」にするというものだ。彼はこの制度が「観光振興や物流コストの削減につながる」と主張した。浜口氏はトヨタ労組出身で、自動車業界の現状を踏まえた政策を推している。
■石破首相の反応「実験にしては規模が壮大すぎる」
これに対し石破首相は、「混雑する地域は土地の値段も高い。全国一律が本当に正しいのか」と疑問を呈した。さらに、浜口氏が「まずは1年間の社会実験として試してはどうか」と提案したが、首相は「実験にしては規模が壮大すぎる」と述べるにとどめ、慎重な態度を崩さなかった。
■「500円乗り放題」案の背景と今後の展望
浜口氏はこれまでも、高速道路料金の定額制導入を主張してきた。2022年10月には、自身のウェブサイトで「ワンコイン500円乗り放題」という構想を発表。2024年12月の参院本会議でも同様の提案を行い、「地方活性化の切り札になる」と訴えていた。