2025-09-23 コメント投稿する ▼
岡山市長選で仁比聡平が応援演説 むかいだに千鳥と「箱物より暮らし優先」を訴え
仁比は「県都の政治を市民本位に変えよう」と呼びかけ、現市政が進める大型開発の問題点を批判しました。 むかいだに千鳥は演説で、市政の優先順位を暮らしや福祉に転換する必要性を強調しました。 仁比やむかいだには、こうした声を政策に反映させると強調しました。 仁比とむかいだには「歴史的な分かれ道の選挙」と位置付け、市民の力で政治を変えようと呼びかけました。
仁比聡平、岡山市長選で市民本位の政治を訴え
日本共産党の仁比聡平=参議院議員、日本共産党は23日、岡山市長選(10月5日投票)に立候補する、むかいだに千鳥=新人、日本共産党推薦・新社会党支持の応援に駆け付け、岡山駅前で演説しました。仁比は「県都の政治を市民本位に変えよう」と呼びかけ、現市政が進める大型開発の問題点を批判しました。
仁比は、果物の産地でありながら3カ月間も給食に果物が出ない実態や、経済界主導で進められる総事業費280億円のアリーナ建設を例に挙げ、「暮らしや教育より箱物優先の市政は、自民党や公明党の政治と同じ根っこを持つ」と指摘しました。そして「参院選ではそうした政治にノーの審判が下った。今こそ市民一人ひとりを大切にする政治に変えるときだ」と訴えました。
「岡山市政は暮らしより箱物を優先している」
「給食に果物が出ないのは市政の無策の象徴」
「280億円アリーナ建設は経済界の要求優先だ」
「参院選で暮らしを重視する審判が下された」
「むかいだに候補を市長に押し上げ新しい政治を選ぼう」
聴衆に向けて、仁比は力強くこう呼びかけました。
むかいだに千鳥の政策と決意
むかいだに千鳥は演説で、市政の優先順位を暮らしや福祉に転換する必要性を強調しました。「市の予算のわずか1.4%で、若者支援も高齢者支援も対立させることなく実現できる」と述べ、財政面からも十分可能であると説明しました。
また「市長を代え、18歳までの医療費無料化や賃上げする中小企業への直接支援など、四つのプランを実現しよう」と訴えました。これらは世代を超えた市民生活の安心を保障するもので、教育や福祉の充実を柱とする政策です。
市民の声と街頭対話
演説前に行われた街頭対話では、若者を中心に市政への具体的な要望が寄せられました。「アリーナはいらない。奨学金返済が大変だから給付型を広げてほしい」という20代の声が象徴的でした。市民生活に直結する負担感や将来への不安は大きく、箱物行政よりも生活支援を望む意見が目立ちました。
仁比やむかいだには、こうした声を政策に反映させると強調しました。政治の優先順位を変えることで、誰もが安心して暮らせる社会を実現する姿勢を示しました。
市政転換を問う選挙
岡山市長選は、暮らし優先か大型開発優先かという市政の方向性を問う重要な選挙となります。仁比とむかいだには「歴史的な分かれ道の選挙」と位置付け、市民の力で政治を変えようと呼びかけました。同日には市議補選(中区、26日告示)に立候補予定の大平かよも参加し、市政全体を変える連動した取り組みを訴えました。
この市長選は、市民生活を支える政治へと舵を切れるかどうかが最大の争点です。仁比の応援とむかいだにの訴えは、多くの市民に暮らし優先の新しい政治の選択肢を提示するものとなりました。