仙台市長の公用車、851万アルファード購入に市議が「高級すぎ」指摘

2025-02-27

仙台市長の公用車、851万アルファード購入に市議が「高級すぎ」指摘

仙台市長の公用車として、トヨタの高級ミニバン「アルファード」の最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」が約851万円で購入されたことが、市議会で問題視されている。

仙台市の伊藤優太市議は26日の市議会で、新たに購入された公用車について「物価高で市民の生活は本当に厳しい。800万円を超える最上級グレードを公用車として購入したことは市民の理解を到底得られない」と指摘した。

市は指名競争入札でアルファードを購入し、その際、グレードとしてエグゼクティブラウンジを指定した。このグレードはマッサージ機能がついたシートなどが特徴で、トヨタのウェブサイトによると、標準グレードと比べて200万~300万円ほど価格が高くなっている。

郡和子市長はこれに対し、「他の政令指定都市や周辺自治体の状況を参考にして秘書課で判断した。私としても適切と考えている」と述べ、市秘書課によると、車内での書類の確認など業務の効率性や安全性なども考慮して選んだという。

一方、県によると、村井嘉浩知事の公用車もアルファードのエグゼクティブラウンジだという。

公用車の選定においては、実用性や利便性、環境性能が重視される傾向があり、アルファードはその広い室内空間やハイブリッド車としての環境性能から、多くの自治体で採用されている。例えば、兵庫県ではセンチュリーからアルファードに切り替え、リース料の節減効果が約830万円に達したと報告されている。

しかし、仙台市のように高級グレードを選択することに対しては、市民からの理解が得られないとの指摘もあり、今後の公用車選定においては、コストと市民感情のバランスを考慮する必要があるだろう。

2025-02-27 11:58:02(キッシー)

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