2025-03-18 コメント投稿する ▼
金子恵美氏、石破総理の「10万円商品券問題」に言及 「安倍総理の懇親会ではお土産なし」
■石破総理の「10万円商品券問題」とは?
現在、石破茂総理が新人議員に10万円の商品券を渡していたことが明らかになり、問題視されている。公職選挙法や政治倫理の観点から、この行為が適切だったのかどうか、議論が巻き起こっている。
■金子氏、新人議員時代の体験を語る
金子氏は2012年に初当選した際、地方議員の協力を得るのに苦労したという。番組内で「先輩の県議に相談したら、『食事の機会を持って、帰りにお車代として10万円渡せば協力してくれるよ』ってアドバイスされたことがあった」と明かした。しかし、金子氏自身はそうした手法を取らなかったため、なかなか応援を得られなかったという。
■「安倍総理の懇親会ではお土産はなかった」
また、金子氏は当時の安倍晋三総理との懇親会についても触れた。自身が新人議員だった頃、公邸に招かれる機会があり、同期議員119人が何回かに分かれて参加したという。しかし、「私たちのときは、お土産はなかった」と回想した。
■懇親会で政治の話がないのは「滑稽」
さらに、金子氏は「私は政治家の先輩と会食するとき、政治の話をしなかったことは一度もなかった」と語り、懇親会で政治の話が一切なかったとする報道には疑問を呈した。「公邸に集まって、政治の話を全くしなかったとしたら、それはそれで滑稽だと思う」と指摘。石破総理が自身の学生時代の話や、大好きな鉄道の話ばかりをしていたという報道が事実なら、「それこそ不自然。何かしら政治の話はしていたはず」との見解を示した。
■政治の世界における「慣習」の是非
この問題は、政治家同士の関係性や、昔から続く「慣習」が今の時代にふさわしいのかどうかを考えさせられる出来事でもある。金子氏の発言は、議員同士の支援のあり方や、公職選挙法の線引きについて改めて議論するきっかけとなりそうだ。