2025-05-02 コメント投稿する ▼
八潮市道路陥没事故、行方不明の男性運転手の遺体発見 下水道から3か月ぶりに搬出
埼玉・八潮市の道路陥没事故、3か月後に運転手の遺体発見
2025年1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故で、下水道管内からトラックの男性運転手(74)とみられる遺体が発見され、地上に搬出された。事故から約3か月が経過しており、警察は遺体の身元確認を急いでいる。県は今後、下水道管内に残された運転席部分の引き上げを検討している。
事故の概要と捜索活動
今年1月、八潮市で道路が陥没し、トラックが転落する事故が発生した。下水道管内にある運転席部分に運転手の男性が取り残されているとみられ、消防などが捜索活動を行っていた。捜索の結果、下水道管内から男性とみられる遺体が発見され、地上に搬出された。
遺族のコメント
遺族は「未だに信じることも受け止める事もできない」とコメントを発表した。事故から3か月以上が経ち、ようやく父が救出されたことに対し、「道路陥没事故に巻き込まれるなんて想像すらしていない出来事でした」と述べた。また、「落下した車内に取り残された父は、心の強い人だったので、恐怖や苦痛と戦って、力尽きるまで生きて帰りたいと思っていたはずです」と語った。
今後の対応と復旧計画
県は壊れた下水道管を修復するとともに、新たな下水道管をつくる「複線化」を目指している。この工事が完了し、本格的に復旧するまでには5年から7年かかる見通しだという。また、下水道管内に残された運転席部分の引き上げも検討している。
ネットユーザーの反応
「3か月もかかるなんて、もっと早く見つけられなかったのか?」
「遺族の気持ちを考えると胸が痛い」
「下水道の老朽化が原因なのか?」
「再発防止策を早急に講じてほしい」
「こんな事故が二度と起きないように願う」
- 2025年1月、埼玉県八潮市で道路陥没事故が発生
- トラックが転落し、運転手の男性(74)が行方不明に
- 約3か月後、下水道管内から遺体が発見され地上に搬出
- 警察は遺体の身元確認を急いでいる
- 県は下水道管の修復と「複線化」を進め、復旧まで5~7年の見通し