2025-02-23 コメント投稿する ▼
「手取りアップ」で勝負!国民民主・庭田幸恵氏が参院選富山選挙区に挑む
国民民主党、庭田幸恵氏を参院選富山選挙区の公認候補に
国民民主党は、今年夏に行われる参議院選挙の富山選挙区(改選数1)で、庭田幸恵氏(57)を公認候補として擁立することを決めた。庭田氏は富山市で観光案内業を営む会社の社長を務めており、過去には航空会社の客室乗務員や放送局のアナウンサーとしても活躍していた。
■経済政策を強調
1月24日に富山市内で開かれた記者会見には、国民民主党の榛葉賀津也幹事長も同席。庭田氏は「手取り収入を増やし、毎年3%以上の継続的な賃上げを実現したい」と経済政策への意気込みを語った。
■連合富山の推薦も調整中
国民民主党の富山県連は、党の支持母体である連合富山に庭田氏の推薦を申請しており、3月中旬にも正式に決定する見通しだ。連合富山としても、推薦に向けた調整を進めている。
■立憲民主党は候補擁立に難航
一方、立憲民主党の富山県連は独自候補の擁立を目指していたが、候補者選びが難航している状況だ。このまま候補者が決まらなければ、国民民主党の庭田氏を事実上、野党統一候補とする可能性も出てきた。
■現職・堂故氏との一騎打ちへ
参議院富山選挙区では、自民党現職の堂故茂議員も3選を目指して立候補を表明しており、庭田氏との一騎打ちとなる可能性が高い。富山県では自民党が強固な地盤を持つが、国民民主党の支持を受ける庭田氏がどこまで食い込めるかが注目される。
要点
- 国民民主党が庭田幸恵氏を富山選挙区の公認候補に決定
- 庭田氏は元アナウンサーで観光案内業の会社社長
- 「手取り収入の増加・継続的な賃上げ」を政策の柱に掲げる
- 連合富山の推薦を受ける方向で調整中
- 立憲民主党は候補者擁立が難航しており、野党統一候補となる可能性も
- 自民党現職の堂故茂氏と庭田氏の一騎打ちとなる公算が大きい