2025-02-21 コメント投稿する ▼
【釧路市議会】長期欠席議員の報酬を最大半減へ――市民の批判受け条例改正案提出
この動きは、2023年に病気を理由に定例市議会を3回欠席した議員が、報酬を全額受け取っていたことに対する市民からの批判を受けたものである。
条例改正の背景
- 2023年、ある議員が病気を理由に年4回の定例市議会のうち3回を欠席。
- 欠席中も毎月の議員報酬を全額受給。
- 市民から「議員としての職責を果たすべき」との意見が寄せられる。
改正条例案の概要
- 年4回の定例市議会のうち、連続2回以上すべての会期を欠席した場合、報酬減額の対象とする。
- 欠席期間に応じて、報酬を最大で2分の1減額。
- 公務中のけが、新型コロナウイルスなど感染症法で規定された病気、出産などによる長期欠席は減額対象外。
この改正案は、全会派一致で議員提案される予定であり、議会運営委員会の大越拓也委員長は「議員の職責と議会に対する市民の信頼を確保したい」と述べている。
同様の取り組みは他の自治体でも見られ、例えば札幌市議会では、長期欠席議員の報酬減額に関する条例が既に施行されている。このような動きは、議員の職務遂行と市民からの信頼確保を目的としており、全国的な関心を集めている。