2025-02-19 コメント投稿する ▼
宮崎謙介氏、自民党の103万円案を痛烈批判!参院選での苦戦を警告
■年収103万円の壁引き上げ案に疑問
現在、所得税が課税されるボーダーラインは103万円であり、国民民主党はこれを178万円に引き上げることを求めている。
自民党は、年収200万円までの低所得者層については160万円への引き上げ案を提示し、さらに年収200~500万円の人々に対しては2年間、10万円を上乗せする方針を示した。
しかし、この恩恵を受けられる人々や期間は限定的であり、国民民主党や公明党からは受け入れを拒否されている。 また、年収500万円以上の人々に対しては事実上の“ゼロ回答”となっており、前兵庫県明石市市長の泉房穂氏は「こんなん、放送しなくていい」と憤りを口にした。
■宮崎氏の見解と自民党への警告
宮崎氏は、103万円の壁引き上げについて「経済政策としての観点」と「低所得者対策としての観点」の2つがあると指摘。
自民党の新案は低所得者対策に重点を置いており、年収500万円以上の世帯に対する配慮が不足していると述べた。
特に、年収500万円で子供が2人いる世代にとっては生活が厳しく、線引きをもっと上から行うべきだと疑問を呈した。 さらに、「国民生活の厳しさが自民党に届いていない」と指摘し、物価高やエネルギー高で厳しい生活が続く国民の声に無頓着な現状を嘆いた。
■参院選での自民党の苦戦予測
7月には参院選が行われる予定であり、昨年10月の衆院選で大敗した自民党にとっては、さらなる厳しい戦いが待っている。
宮崎氏は、「こんなことやっていると、自民党、次、負けちゃいますね。確実に。大敗しちゃいますよ、ますます」と警告した。