2025-02-20 コメント: 1件 ▼
「市民主体の市政」か「継続の安定」か 淡路市長選、村田市議が立候補表明し一騎打ちへ
淡路市長選 村田市議が立候補を正式表明 現職・門市長との一騎打ちの公算
任期満了に伴い、4月20日告示、27日投開票で行われる淡路市長選に、市議の村田沙織氏(51)が20日、無所属で立候補することを正式に表明した。「市民が主体の市政を目指す」と意気込みを語っている。
■村田氏の経歴と主張
村田氏は岡山県倉敷市の出身。兵庫県立加古川看護専門学校を卒業後、県立こども病院や県立淡路病院などで看護師として勤務。その後、洲本伊月病院でも働き、2021年の淡路市議選で初当選した。
立候補を表明した会見では、「今の市政は市民の声が十分に届いていない。市民が主役の市政に変えていきたい」と強調。具体的な政策として、子育て支援の充実や高齢者の健康増進に力を入れる考えを示した。
■現職・門市長は6選を目指す
一方、現職の門康彦市長(78)は6期目を目指して立候補する意向を固めている。門氏は2005年の市町村合併による初代市長選で当選し、それ以来、市政を率いてきた。これまでの市政運営では、地域活性化や観光振興に力を入れてきた。
門氏は「これまでの市政の経験を活かし、後継者を育てることが私の責務」と述べ、引き続き市政の舵取りを担う意向を示している。
■選挙戦の行方に注目
今回の淡路市長選は、5期20年にわたり市政を担ってきた現職と、新たな視点を掲げる新人候補の一騎打ちとなる公算が大きい。